[コメント] テナント 恐怖を借りた男(1976/仏)
いくらポランスキーとアジャーニが『燃えよドラゴン』を眺めながらペッティングしようと、恐怖が現実世界と連なる恐怖は、自分は共有できなかった。しかしシャロン・テイト惨殺事件以後のポランスキーの心情を代弁する作品とみれば興味深い。子羊たちを罵倒するイエスを含めて、すべてが彼に牙を剥く描写の羅列がブラックユーモアに留まらぬ悲哀を生む。
(水那岐)
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