[コメント] 男の世界(1971/日)
泥臭さからやっと解放された主題歌はスキャットによる小洒落たヴォーカル。そして裕次郎の口ずさむのもマイナー調歌謡ではない「胸の振子」。このあたりが逆に足を引っ張るのがこの作品であり、およそ滂沱と泣かせる余韻もなく、ただTVドラマめいたサッパリさが残る。良くも悪くも70年代を匂わせる裕次郎の日活卒業作。
(水那岐)
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