[コメント] ルーム(2015/米)
スキャンダラスな前半のエピソードの緊張感に伍するべく続いてゆく、他者たちとの生活の物語に緊張感が続かずにいたことが残念。安いサスペンスに終わらぬためには、ある意味ココこそが重要度を担うべき「家族の重さ」は執拗に描写されてしかるべきものだったのだからこの弛緩は痛い。子役の聖性とは対照的に、溢れ出る醜さを噴出させる母ラーソンの演技はおもしろい。
(水那岐)
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