[コメント] 四月は君の嘘(2016/日)
もう少しナチュラルにできないものか。ラストの盛り上がりを除けば、監督は映像のチカラを信じているとは思えず、生硬なセリフの臭気芬々な惨状はいかにも名セリフを狙っていながら絶望的に滑るばかりだ。広瀬すずのわざとらしい演技も、山崎賢人の薄気味悪さも実力発揮の末のものとは思われない。やっつけ仕事ではないのか。
カップルのなれそめの場面が痴漢騒動の濡れ衣であるとか、評論家たちのステロタイプきわまりない演奏中の独白であるとか、これは原作者の思考能力を疑うレベルであり、ほぼ犯罪的だった。
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