[コメント] いつも月夜に米の飯(2018/日)
ヒロインは知識も機転もある。料理の腕や勘も大したものだ。そんなハイティーンが母親と恋人を取り合って恥じない。女性監督その人が、どんな女にも最終的には愛欲しか残らないとの諦念を明るく描くのはどうしたものか。惣菜それぞれにヒロインが出会う人々との挿話を絡める「ごはん映画」を期待したのが間違いだったのだが、料理そっちのけで恋愛成就に向かうプロットは監督らしからぬ事の矮小化だった。
(水那岐)
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