[コメント] 笛吹川(1960/日)
紋切り型の詰まらない反戦映画。原型のひとつでもあろうブレヒトの『肝っ玉おっ母』の方がいかにダイナミズムを感じさせる主張を持っていたことか。死者の国に通じるあの橋を母親が渡ったことで、橋のアナロジーは途中で崩壊してしまう。イーストマンカラーの着色は児戯に等しかった。
(水那岐)
投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。