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[コメント] パルプ・フィクション(1994/米)

外見はカッチョいいが、全くもってショボいチンピラどもの前説&落語三題。出てくる女たちもマブいの揃いだが、マヌケ度は男と同じ。この当時のタランティーノに、筒井康隆の『男たちのかいた絵』を撮らせてみたかった。
水那岐

マヌケな連中を描きながら、なんか目の離せない面白さ。マヌケが格好良くさえある、実に短い2時間半。日本的に言えば厚手のコミック本か。このセンスが大事なのだな、評論なんかすべき偉そうなテクニックなぞ何ひとつ使っていない。これは近作に至るまで全く同じ。この一貫性は絶賛するに値する。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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