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水那岐さんの人気コメント: 更新順(1/74)

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★4劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017/日)意志を抱いたロボットこそをやっぱり有象無象のデクより強かろうと思ってしまうのは、『ガンダム』の洗礼を受けた者として頭を下げざるを得ない。でも、ドクターヘルの復活の理由はひどく納得させられた。そりゃそうだ、このクレイジーな敵味方がどう自分たちの行動を偽ろうと、こいつらが世界平和と支配のために戦っているハズがない。 [review]サイモン64[投票(1)]
★3パシフィック・リム:アップライジング(2018/米)特撮だけを眺めているならそれはそれで愉しい。オタク的な見方で観れば十分に堪能できるだろう。だが、「オタクが映画を創る」のは別に構わないにせよ、「オタクのために創る」という方法論でゆくのはどうだろう。もうすっかり先細りが見え始めているじゃないか。 [review]死ぬまでシネマ, シーチキン[投票(2)]
★4焼肉ドラゴン(2018/日)ブレヒト肝っ玉おっ母とその息子たち』が想起させられる。ジャパニーズ・ドリームという幻影を見ていることを強いられた在日韓人たちが負わされた負債は、この映画のなかでも目に見えて示されたものである。結局このホームドラマが表わすものは韓国人ではなく、彼らを搾取し続ける怒りに答えない「日本」であることに気づく。 [review]けにろん, セント, 寒山[投票(3)]
★5ライク・サムワン・イン・ラブ(2012/日=仏)ストーリーだけを追うのが感興への無二の道ではない。鏡やガラスに映った擬似人格と生身の俳優との会話、そして敢えて贅肉を削ぎ取った脚本に、考えられる限りの役者の自然なアドリブをぶちまけた演技合戦。日本人俳優ばかりを使いながら、邦画とはかけ離れた冒険こそを満喫できる、キアロスタミ世界の延長線上の日本を愉しむフィルムだ。車内の娘を照らすネオンのなんと豊饒な滋味! [review]Myrath, けにろん, ゑぎ, セント[投票(4)]
★2HK 変態仮面(2013/日)ムロツヨシ安田顕の「所詮は学芸会」と舐めた結果のおちゃらけ演技に腹が立ってくる。こういうホラ話は徹頭徹尾元ネタに魂を寄り添わせ、かつ際立った真剣演技をもって演じなければ失笑すら誘われない。恋人の下着についた体液を嘗め、敵の顔面にしたたかに陰部を擦り付けずしてなにが変態か。少年漫画原作の壁を軽やかに飛び越えるだけの覚悟こそを期待したのだが。さず, Myrath, けにろん[投票(3)]
★4万引き家族(2018/日)それはまるで、子供同士の秘密クラブのような。 [review]もがみがわ, けにろん, ゑぎ, シーチキンほか7 名[投票(7)]
★3終わった人(2018/日)ホームドラマの仮面を被りながらも、本作はまごう方なき中高年男性の足場を揺り動かすホラー映画として成立している。ことに原作者内館牧子の采配もあって、物語は妻に優しく夫に残忍である。しかし、鬼妻の影に怯えながらも夫は絶望に立ち止まることなく、最後まで運命に抗い続ける。これはこの作品をコメディから逸脱させない女性陣の陰謀であろうか。 [review]けにろん, ぱーこ[投票(2)]
★4あゝひめゆりの塔(1968/日)悲惨なシーンの合間に吉永小百合のくるくると変わる表情が現われ、ほっと息をつかせてくれるが、戦争とはその表情をこの世から抹殺してゆくものだと強く感じる。寒山, おーい粗茶[投票(2)]
★2戦場のなでしこ(1959/日)「正義の味方」川内康範対「ゲテモノの味方」石井輝男の脚本。できあがった映画を観てみれば、やはり映画のイニシアティブを握るゲテモノの跋扈する画面であった。 [review]寒山[投票(1)]
★5この世界の片隅に(2016/日)これを戦争映画だなんて呼びたくない。「語り伝えたい物語」なんて言葉で飾り立てたくない。これは「時代にテメェを変えられない女」の物語だ。 [review]緑雨, ジェリー, 考古黒Gr, ぽんたほか13 名[投票(13)]
★3あん(2015/日=仏=独)お話にならないくらい甘々の泣かせ話だが、あくまでナチュラルさを貫く会話術がそれを気にさせない程度に救っている。樹木希林は老いたる不思議娘を軽やかに、病歴をもつだけの普通の婆さんとして演じているし、内田伽羅もさることながら、モブでしかない女子中学生たちのさえずる小鳥のような演技も見事なものだ。難病映画の役者、かくあるべし。(追加)7月29日レビュー追加。 [review]もがみがわ[投票(1)]
★3決戰の大空へ(1943/日)大した話ではないのだが、応援してやりたい弟・小高まさる、やんちゃで可愛い妹・落合富子、そしてひょっとしたらどんな映画よりも好演していたかもしれない優しいお姉さん・原節子にひと目逢いたいと、予科練に志願する素朴な少年たちも多かったのではないか。 [review]寒山[投票(1)]
★3オー・ルーシー!(2017/日=米)恋情の不可思議な効果を、否が応でも見せつける演出が馬鹿にできない。寺島しのぶというすでに若さに疲れ恋を追うことをやめたような女は、恋の渦中にあってとろけ果て嫌悪感をもよおすような人格の変化を見せるが、場面によっては彼女が可愛らしくみえるシークェンスすらあることに自分は戦慄をおぼえた。それこそが恋の怪物化だ。死ぬまでシネマ[投票(1)]
★2血と骨(2004/日)マーロン・ブランドのビトー・コルレオーネは立派にある時代のアメリカにおけるイタリア人の父を代弁できたが、ビートたけしの金俊平は日本における朝鮮人の父でもなんでもない。あれはただの暴力とセックスだけでしか自己を主張できない孤独な男だ。 [review]寒山, jollyjoker, ハム, ユウジほか5 名[投票(5)]
★320世紀少年 第1章(2008/日)ここにも、七十年代に至る子供たちの、高揚する心の残滓が散見される。しかし豪華な出演陣にばかり目をやって、コミックの中ならではのリアリティを持つ設定が、戯画化されたままで投げ出されてはいないか。映画的な漫画だからと咀嚼を怠るのは感心できないだろう。飽きさせないパワーには敬意を表するけれども。 [review]ダリア, n071103, ムク, 映画っていいねほか7 名[投票(7)]
★4BPM ビート・パー・ミニット(2017/仏)地雷の上のスキップというはた迷惑な遊戯を、自業自得のすえの愚行と笑う者がいる。だが、人間として逃れられない性愛という刹那の生き甲斐に残りの人生を賭けて悪いのか。合理的なディスカッションで寸暇を惜しむ彼らが敢えて愛に生きるのは、生きることの本質、なにが重要かを知っているからだ。そして、彼らは我らも踏みつける地面にも地雷がすでにあることを指し示すのだ。ぽんしゅう[投票(1)]
★3アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017/米)酷薄で蓮っ葉なヒロインを表わすのが、大股開きに腕組みポーズであり喫煙なのだろうが、その魅力に突っ切るメソッドがあるならばそれはハッタリと偽悪ではないか。創作上の無責任な作為に走るならば、環境に歪まされた怪物を描けばそれは大きな傑作への道かもしれない、ともいえるのだ。スキャンダラスさを実話の枠から解き放つ危険性は判るものの、俗悪な事実改変もまた映画だ。けにろん[投票(1)]
★4ラッキー(2017/米)この世から消え去ってしまうのが怖いから、人はこれから行く「天国」なるものをでっち上げる。主人公ハリー翁は、そんなもののない「無」のみが待つ有限の人生と折り合いをつける必要があることに納得している。だからラッキーは笑うのだ。 [review]ゑぎ, ぽんしゅう[投票(2)]
★4機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(2018/日)前回とはうって変わって戦争映画らしい場面構成。コミックスに忠実な展開ゆえ文句は挟めないが、若い観客の「これを前回に先回ししていたら…」という声が聞こえてきそうだ。でも、結局安彦ガンダムの映画化はここまでが限界だろう。 [review]IN4MATION[投票(1)]
★4少年(1969/日)アンドロメダ星雲からやって来た宇宙人は「正義の味方」である。つまり正義を行なう者の手助けをし、悪人や怪獣を倒すためにこの星に来ているのだ。だが、それを自分と重ね合わせて見る少年が「正義の人」が人を死に至らしめるのを見た時、「正義の味方」はどうすればいいのだろう? [review]寒山, sawa:38[投票(2)]