コメンテータ
ランキング
HELP

水那岐さんの人気コメント: 更新順(45/82)

人気コメント投票者
★3丘を越えて(2008/日)池脇千鶴のモガスタイルがなんとも可愛い。それだけのアイドル映画として見れば4点はつけられるのだが…じゃあ、西田敏行は何のためにいたのだろう? [review]けにろん[投票(1)]
★5流れる(1956/日)時の流れの非情に翻弄される花柳界の灯の、嵐を前にした輝き。山田五十鈴のごとく芸者衆を自らの芸で語り得る女優はもはや出まい。そして終始我を殺した田中絹代の女中が、雄弁にこの世界のディテールを物語る。最期を迎えた花街の縮図は、こんなにも切ない。りかちゅ, 牛乳瓶, 直人[投票(3)]
★2スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007/日)用心棒』のパクリ『荒野の用心棒(というか”続〜”か)』の露骨な残飯あさり。「スキヤキ」なんていいものじゃない、「モンジャヤキ・ウエスタン(もどき)」。 [review]らーふる当番, ババロアミルク, 甘崎庵[投票(3)]
★3仮面ライダー THE NEXT(2007/日)今回は少女アイドルにまつわる怪異譚と、ライダーの苦悩と戦いの日々が遊離しているように見え、今ひとつピンと来なかった。井上敏樹はすでにこれをシリーズ物として開き直っているのだろうか? [review]sawa:38[投票(1)]
★3ラブ☆コン(2006/日)とりあえず映画的価値はまったくない作品だが、下手な関西弁のノリ突っ込みをここまで徹底してくれると、何だかひどく嬉しくなってしまう。最初は背筋が寒くなった登場キャラたちの熱演が素晴らしく、主演のふたりも可愛いかわいい。こんなもんTVで1クール見せられてたまるかい!映画で充分じゃ、どアホ!!づん, 直人[投票(2)]
★4野良犬(1949/日)あの混乱と貧困の時代は、常に暑さとともに語られてきたような気がする。神の眼を持ち得ず、おのれのコルトを求めて街をさまよう刑事は、蟻のように矮小な存在だった。 [review]づん, 山本美容室, 甘崎庵, 町田ほか16 名[投票(16)]
★5ALWAYS 三丁目の夕日(2005/日)思い切りベタな泣かせ話で、発展してゆく東京の街を背景に涙を搾り取ってやろう、という趣向。よーし上等だ、お望みどおり木戸銭ぶん涙をくれてやろうじゃねえか。CGがどうとか、特撮がこうとか野暮なこたあ言わねえぜ!(と言いつつちょっとだけ言及:笑) [review]チー, りかちゅ, ダリア, 映画っていいねほか25 名[投票(25)]
★4太陽の王子 ホルスの大冒険(1968/日)カリオストロの城』も『ナウシカ』もなかった時代のアニメファンの金字塔。アイヌ伝承を諸般の事情でスラブ神話として語りなおした経緯も含めて、それは日本のファンタジーアニメの方向を決定付けたのだった。直人, 甘崎庵[投票(2)]
★4きみにしか聞こえない(2007/日)成海は大きな口とえくぼがチャーミングで、思えばデビュー当時より随分綺麗になった上に、演技力も増している。彼女を襲う悲劇がこの作品のクライマックスになるが、むしろ逞しくそこから成長する彼女がなんとも魅力的だ。 [review]うたかた, 林田乃丞, トシ, ガリガリ博士ほか6 名[投票(6)]
★4モロッコ(1930/米)マンジュー怖い」わけではない。クールさの下に無敵の独占欲を持ち、地獄の底まで男を追いかける「ディートリヒ怖い」。ナチスの退廃美術展の看板ポスターになりそうな女だものね。 [review]甘崎庵, りかちゅ[投票(2)]
★2王妃の紋章(2006/香港=中国)絢爛豪華さだけが先立って、その実内容空疎なこのところのイーモウ節の継承作。戦いの様式美は舞踏劇としてみればまだまだ鑑賞に堪えるが、それが作品自体のリアリズムの最後の砦までも奪ってゆく。結果、物語はごくシンプルな「他人事」になる。色彩の乱舞からは、最早かつての輝きの片鱗すら失われてしまった。死ぬまでシネマ[投票(1)]
★4魔界転生(1981/日)原作を大胆にアレンジし、天草四郎(沢田研二)を敵の主役に据えたことから、闇の軍団に艶やかな悪の華が添えられた。殺陣を知り尽くした若山富三郎に加え、正義を体現する「健全な」千葉真一に対しては願ってもない布陣。デナ, 鵜 白 舞, picolax, いくけん[投票(4)]
★3銀嶺の果て(1947/日)黒澤脚本らしい性善説的甘ったるさは充分に満喫することができる。それでも、谷口演出の限界かところどころに間延びしたシーンがあり、折角のサスペンスが今一盛り上がらない部分が散見される。とは言え、銀嶺の雲海を目指し広がるパノラマは例えモノクロでフィルム状態が悪かろうと絶品である。づん, けにろん[投票(2)]
★4タイヨウのうた(2006/日)YUIが歌手として、また俳優として絶品である。本職であるミュージシャンとしての才能は勿論のこと、弾けるような笑顔、嬉しさを抱きしめた時のナチュラルな感情の発露は価値あるものだ。脇もいい人々が固めている。難病映画の大嫌いな自分にして、これは例外的な作品となった。直人, 林田乃丞[投票(2)]
★2グッドモーニング・ベトナム(1987/米)アメリカ人がヴェトナムで見せられる善意なんて、これが限度なのかなあ。敵地で母国兵に語りかける彼は、そのコト自体がアメリカ信奉になっていることに気づかないゆえに、友達になったつもりのヴェトナム人の「悪行」に怒るのだ。直人, 新町 華終, 埴猪口, ぽんしゅうほか5 名[投票(5)]
★4わんわん忠臣蔵(1963/日)子供の頃、「わんわんマーチ」には心が躍ったものだった。母親の仇討ちであって厳密には『忠臣蔵』でないのはご愛嬌。遊園地での決戦が懐かしい。直人[投票(1)]
★2ガス燈(1944/米)バーグマンの端正な美貌だけで2時間弱を耽溺し続けられるほど単純ではない。まして彼女の魅力は知的な容貌と演技であり、朦朧としてボワイエの甘言に乗せられて徘徊する彼女には魅力のカケラも無い。残念ながら愚作の烙印を押さざるを得ない。りかちゅ[投票(1)]
★2女は二度生まれる(1961/日)池野成の不安感を誘う劇伴に引きずられて、若尾がありとある男の間を川魚よろしく泳ぎまくる。未だ残る戦争の臭いをものともせず…。しかし妙にダレた演出のキレの悪さは、川島雄三らしくもない。 [review]りかちゅ[投票(1)]
★2キトキト!(2006/日)フィクションであれNFであれ、永遠のテーマとしての「母親讃歌」であり、それゆえの大竹しのぶの女神化なのであろうが、ここまで高らかに情緒的に母子愛をぶち上げてくれると、正直こっぱずかしくてDVDを叩き割りたくなる。武田鉄矢の『母に捧げるバラード』のCDとともに、マリアナ海溝の底深く沈めて忘却したい嫌らしさだ。直人[投票(1)]
★5コリーナ、コリーナ(1994/米)世の中には、ユーモアに溢れているが優しくない者と、ユーモア精神を持たないけれども優しい者、そして僅かな例外がいる。コリーナはよい意味での例外だったけれど、あの時代ですら白人親子が黒人を愛するのは、「鳥と魚の愛」だった。時代ゆえの「コメディの皮をかぶったシリアス・ドラマ」。 [review]りかちゅ[投票(1)]