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水那岐さんのお気に入りコメント(140/326)

単騎、千里を走る。(2005/香港=中国=日)★4 セミドキュメンタリー風の演出タッチは中国の大自然とすこぶる合致し、ダイナミックな映像を提供してくれる。しかも、父親と息子の絆の話なのだ。人間の永遠のテーマでもある。 [review] (セント)[投票(3)]
太陽への脱出(1963/日)★4 社会派っぽいテーマと日活アクションの融合が新鮮で、特にクライマックスの盛り上がりは圧巻だ。舛田利雄の演出は全くソツがなく、退屈せずに楽しんだ。裕次郎のサングラスに二谷英明が映るカットも巧い。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
ドラッグストアガール(2003/日)★3 もっと行ける。もっと高いテンションに行けるはず。今の出来だと正直悪くないんだけど良くもない。 [review] (Myurakz)[投票(2)]
恐喝こそわが人生(1968/日)★3 よくまとまった原作を深作欣二がやっつけ仕事で仕上げたような気がする。知らんけど。 [review] (Myurakz)[投票(1)]
暗殺のオペラ(1970/伊)★4 「暗殺」というキナ臭さとは無縁なド田舎が舞台になっているのが逆に面白い。アトスとドライファ以外は皆、緊迫感のない本物の農民顔だし、なにかロケーションの制約でもあったのか(村おこし企画?)。が、それを補ってあまりあるこの映像美はただ事でないと思った。 (worianne)[投票(1)]
わんぱく王子の大蛇退治(1963/日)★4 音楽と映像。どちらかが優位に立つのではなく、互いが互いとしっかり手を取り合っての、なんとも実り豊かなコラボレーション。 [review] (くたー)[投票(3)]
キングコング(1976/米)★2キング・コング』である必然性を全く感じないジェシカ・ラングの映画。若い彼女のエロスが発散する前半は滅法面白いのだが、コングが出てからは何がやりたいのか理解不能。特撮がお粗末なのは仕方ないが、そこにコングへの愛情はなく別の意味で泣ける。 (ナム太郎)[投票(1)]
SURVIVE STYLE5+(2004/日)★3 言わば「短距離走者の長距離走」。瞬発力はそれなりに強いけど、持続力がない。つまりは短編を連続して見せられている感じなのだ。しかもそのひとつひとつがさほど面白くない。センスが感じられる部分もあるのだから、もう少し「映画」というものを研究して欲しい。役者、もったいなかったなあ。 (tkcrows)[投票(3)]
デビルマン(2004/日)★1 映画館(1800円)スルー。DVD(3990円)見送り。レンタル(280円)に躊躇し、半額DAY(140円)にてやっと「観覧」。見終わって、私は140円で買えた筈のアレコレを思い浮かべていた。 [review] (tkcrows)[投票(7)]
八月の濡れた砂(1971/日)★2 若者の倦怠や反抗心は何も「太陽族」や「ヌーベルバーグ」の専売特許ではなく普遍の題材なのだとは思うが、海やギラつく太陽や車や金持ちのお嬢さんや鼻持ちならない大人等の最早陳腐化した記号で彩っても何の感興も涌かない。 (けにろん)[投票(1)]
八月の濡れた砂(1971/日)★3 かわいらしい男たちだ。→ [review] (picolax)[投票(3)]
八月の濡れた砂(1971/日)★3 ビーチ坊主の家畜サウンド。ただ野放し。 [review] (町田)[投票(4)]
竜馬暗殺(1974/日)★3 浅い被写界深度で、粒子が荒れ、暗部と明部のグラデーションが乏しいフィルムの古色にこの映画の命がかかっている。「竜馬のドラマ」ではなく「ある日の竜馬」がここにある。何でも写す神の目としてではなく、たまたまそこにあった1台の機械としてキャメラが機能することの正しさに立ち戻った映画。 (ジェリー)[投票(7)]
キングダム・オブ・ヘブン(2005/米)★3LOTR・王の帰還』を髣髴させるようなエルサレム攻防戦は戦術、戦況がかなり把握しやすく非常に興味深かった。いっそヒロインもオーランドも要らないからエルサレム攻防戦だけ描いてくれれば前半で眠くならなかったろうから★4だったのに。ノートン、グリーソン、サラディンの中の人など脇役陣は好演。 (JKF)[投票(3)]
ULTRAMAN(2004/日)★2 デビルを持ち出して善悪二元論だし、タイトルも英題だし、まんま『トップガン』だし。これこそ「ウルトラマンUSA」ではないのですか? [review] (アルシュ)[投票(2)]
男たちの大和 YAMATO(2005/日)★2 戦時中の世相を無視して描かれる、まるで現代人のような戦争観。その上で愛国心や反戦が語られれば、それは当然とても呑み込みやすい物語になる。だけど実在の戦艦を主題に置く以上、そのやり方はあまり感心しない。 [review] (Myurakz)[投票(10)]
深呼吸の必要(2004/日)★5 深呼吸をする度、男でも女でもなく「人間」を取り戻していく若者たち。きびを刈っているシーンばかりなのにどうしてこう映画が終盤に向かうのが寂しいのだろう。このヒットするはずもない企画を通した人たちに乾杯。「間」と抑えた台詞が素晴らしい。本人が気づいているかどうか、長谷川康夫の本領はエンタメではなく確実にこちら側。良い作品に出会えた。 (tkcrows)[投票(4)]
キング・コング(2005/ニュージーランド=米)★4 娯楽性をとことん追求したような盛りだくさんの内容でかなり充実した三時間。ピーター・ジャクソンは『ロード・オブ・ザ・リング』に続き、キングコングのように大きな足跡をまた一つ、映画史に残した。(2006.1.14 加筆) [review] (JKF)[投票(3)]
子猫をお願い(2001/韓国)★4 高校生卒業後の5人の、リアルな何気ない日常が、ドラマティックに盛り上げるでなく、淡々と描かれる。きれいで華やかだけじゃない泥臭い一面もありのまま見つめる視線が、等身大で、好感が持てる。中心的存在のペ・ドゥナが、5人の輪を緩やかに繋いで、時に途切れそうになりながらも、軸となって、物語を結末へと導いていく。彼女たちのこれからのまだ長い人生に幸多きように、と心から思った。 (ことは)[投票(3)]
ALWAYS 三丁目の夕日(2005/日)★5 古き良き時代を思って泣くのは、それ自体がすでに痛い行為である。私達が皆氷屋に心打たれるのも、そこに私達自身を見るからだ。けれど、そういった痛さを通り越してこの映画は私達を幸せにしてくれる。だから私達はこの映画を思い、愛するのだ。 [review] (ナム太郎)[投票(5)]