主人公のロルナが薬物中毒の偽旦那とどうしてエッチする気になったのか、どうしても理解できない。あれだけ偽旦那を嫌っといてそれっていくらなんでもありえないんじゃないの。どんだけ修羅場だからってそうそう女性が体を許すか普通？どうして、「どうぞ勝手にヤク食ってくたばれ」って割り切れなかったんだろうかと不思議でしょうがない。俺がやさぐれた現実の認識しかできないからか？

っていうふうに、自分が納得できないとあとは一歩引いた目でしか見れなくなっちゃって、もうだめ。どうしてカンヌで、よりにもよってシナリオ部門で賞とったのか俺にゃ理解できませんでした。

ラストシーン、フライング気味にちょっとだけピアノの旋律が流れるあの編集はちょっとすごいと思ったけど、なんか小手先のテクニックを披露しただけなんじゃないかとも思ったりして。

と、さんざん悪口いっといて、でもなんか心にひっかかった点があったのでとりあえず星３つで。なにが心にひっかかったのか数日悩みそうだな……。