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KEIさんのコメント: 更新順

★4愛欲の十字路(1951/米)ラスト30分が怒涛の展開。オチが素晴らしい。ので、聖書を見た。旧約「サムエル記 下」の11、12章。が、話が前後するし省略も多い。聖櫃の話もない。というより、筋道がよく分かるように、足したり引いたりしているのだ。良い脚本です。否、聖書が悪いという訳では・・・、神様。[投票]
★3カンフー・ジャングル(2014/香港=中国)物語展開が、カンフーと同じでスピーディで変化に富んでいて、飽きさせない。技もスロー部分が的確で、分かり易い。さお竹〜。原題「一個人的・・・」が気になっていたが・・・。3.5点。 [review][投票]
★4THE GREY 凍える太陽(2011/米)考えるに、原作は歩いているシーンから始まるのではないか?どうも最初の辺りが、ぎくしゃくしている。幾つかのシーンの省略で、更にメリハリが生まれると思う。リーアム・ニーソンの起用はベストだろう。氷河湖の美しい景色のシーンは、いつまでも心に残りそうだ。[投票]
★3名犬ラッシー(2005/仏=英=米=アイルランド)‘ラッシーラッシー、ワンワンワン’(TV主題歌)と女房はご機嫌だったが、私は終始‘あんなに遠いのにどうして帰れるんだ!’。が途中で納得。人間より頭が良いのだ。能力が上の者の行動は、下から見ると不可解という事なのだろう。皆さんは惑わされない様に。。[投票]
★5たそがれ酒場(1955/日)視点が良い。酒場は確かに、社会の縮図だ。クリスティの‘アクロイド殺し’と同じで、2度目はない。内田のしっかりしたショット、演出、又芥川の力の入ったテーマ曲も褒めたいが、何と言っても脚本。灘千造、23歳のデビュー作。甘さも含め、若さがみなぎっている。[投票]
★3上海から来た女(1947/米)作品は発表したもので判断すべきと考えるので、編集で1時間カットされたとしても、舌足らずな語り不足な作品という評価しかない。ラストの逃亡シーンが異様だが面白い。実力者ウェルズらしい。と言っても、一番はリタの美しさを堪能出来た事です。[投票]
★4顔のない天使(1993/米)世の中は、見た目が10割。昔も今もこれからも。不当、不正は常にまかり通っている。真実を見つめる覚悟だけは持ちたいものだ。‘誰にも奪えない’という2人の師弟愛を妬く。佳作。[投票]
★3キリング・サラザール 沈黙の作戦(ミッション)(2017/米)セガール物なのに、意欲的な脚本にびっくり。もっとも、端々につまらないセリフ、展開のもたつきがあり、やはりB級だとホッと(?)する。はっきり言って、セガールを外しゴアを主役にし(既にそうだが)、いくつかを改めたら本当にいい作品になっただろう。3.5点。[投票]
★3ザ・ウォーク(2015/米)アニーは目が可愛いが、セリフがダメ。まともなのは、ベン・キングスレーと熱演の主人公だけ。どうも際物〈きわもの〉っぽい作品だ。本当の話、これが嘘の話なら誰が観るか、なんて声も有りそう。‘売り’の綱渡りシーンは、さすがにハラハラドキドキさせた。[投票]
★3仁義(1970/仏)多くを語らないセリフ、音楽。多くを語る、演出。どれも手練れで渋い。渋いがサラッとし過ぎたか。雰囲気が一本調子なのも、物足りない。ラストにもう1つどんでん返しでも欲しかった。何故警察と言わない?足が止まる、なんてメチャ良かった。[投票(1)]
★4愛なき女(1952/メキシコ)モーパッサンはある状況下の人間心理だけを徹底して描きたかったようで、不倫に至る世俗的な出来事はカットしている。そこを映画はきめ細かく描いてみせ、観客の興味を満足させてくれる。 [review][投票(1)]
★5シコふんじゃった。(1992/日)大好きな作品。ややもすると竹中と本木に目が行ってしまうが、柄本に注目したい。作品は相撲の歴史等も紹介されて、単なる娯楽作品以上のものになっている。その落ち着いた枠組みを代表しているのが、柄本教授だ。彼の代表作の1本に挙げたい。[投票]
★4仕組まれた罠(1954/米)この主人公ビッキーはどういう女なのだろう?邦題もそうだが、彼女自ら自分を悪女だと言っているのだが、どうもそうには思えない。 [review][投票(1)]
★3ハンコック(2008/米)ダーティヒーローという着眼点は面白いが、この展開はどうなんだろう。事件が起きてから、実はこうでしたという‘ズルい脚本’ではないのか? 落とし所をどうするかという点で、本作はもう1つと思う。[投票]
★3弾丸を噛め(1975/米)実にもったいない作品。この企画なら、4点以上は確実なのに。ブルックスはアイディアの多い人だが、今回はそれが空回りした。スターたちも生かしきれずに、不要なシーンも多い。そもそもレースの話なのに、スタートシーンがおなざりだ。どうした、ブルックス![投票]
★3ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016/英=米)シリーズ1だからか、色々ブチ込み過ぎ。オブスキュラスの物語が本当は哀しみの深い話だと思うのだが、上べをなぞっただけの舌足らずな物語になってしまった。良かったのは、ノー・マジ観客の1人として、やはりコワルスキー。恋愛?いやいや「ママだよー」です。[投票]
★3突撃隊(1962/米)如何にも金が掛かっていない。金より物語を重視したいが、いわくありげなマックィーンの登場からしてわざとらしい。その後の展開も、何となく読めてしまう。ただラスト30分は、悪くないし、いくつかの迫力ある映像は、見れた。[投票(1)]
★3天国は待ってくれる(1943/米)原作戯曲から引き継いだのか、要所々で入る軽妙洒脱な会話がワサビになっている。映像としては、19世紀のNYの裕福な家庭の見事な装飾、調度品が目を楽しませる。役者ではマーサ役。熟年女の立ち振る舞いの魅力は、得も言われぬ。[投票]
★3リップヴァンウィンクルの花嫁(2016/日)感想。その1は、面白く本当に上手いなあという事。その2は、若い女性に媚び過ぎではないかという事。女性に受けるようなアルアル感が一杯だった。登場人物(誰もが自分のことで精一杯)の中で、思いを他の人に向けた唯一人の人は、  [review][投票(2)]
★4果てなき船路(1940/米)どんな映画か分からぬ内に、話はどんどん進む。観終わって、アイルランド人というより不偏的な海の男の話だろうと思った。それも一番下の。そんな愛すべき作品だ。それと、アイルランド民謡。港裏町の盲目ヴァイオリン弾きと歌唄いの物悲しい旋律が、心に残る。[投票]