コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 夜と霧(1955/仏)

簡潔で的を押さえ、たった30分ながら、数百の作品に匹敵する。‘夜’と‘霧’の意味が分かった。こんなに広い施設とは思わなかった。ラストの語りで、レネはいや〜な事を言う。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「ある国のある時期における特別な話と言い聞かせ、消えやらぬ悲鳴に耳を貸さぬ我々がいる」

我々とは、レネであり、あなただし、私も入っているのだろう。

本作は第2次大戦での独の事だが、現在(2019.8)日本と韓国では、「慰安婦」「徴用」「輸出優遇国」「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」等でもめている。連日TV、新聞は「第2次大戦中の〜」と報道している。

65年前のレネに云われるまでも無く、日本では、まだまだ戦争は終わっていない。

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。