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[コメント] 怪盗グルーの月泥棒 3D(2010/米)

何とも奇妙な雰囲気をもつ映画。舞台は確かに現代(近未来?)なのだが、懐古趣味と言うか、古いモノが続出だ。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







古い感じがするのは、ブルー一味。本人の乗り物、自宅の家、調度品、人手(ミニオンズ)による工場、3姉妹の養護ホーム、おしおきBOX、etc。

そして、本人自身が最近は余り聞かない泥棒。こんな泥棒、怪盗というと、アルセーヌ・ルパンとか怪盗ジバコ(北杜夫)を思い出す。又ネファリオ博士ははキャラが少し違うが、ニトロ博士(90年代NHKアニメ「モンタナ・ジョーンズ」に登場)を思い出させる。(僕はこれ位だが、他にも知っているという人は多いだろう)

SFというより、空想科学小説だ。荒唐無稽だが、そこが楽しい。なんでも出来そうな、希望のある世界だ。

閉塞感のある最近の映画業界。この作品も懐古趣味の一作品なのかもしれない。でも、大好きだけどね。

(評価:★5)

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