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[コメント] バケモノの子(2015/日)

映像で一番印象に残ったのは、‘鯨’だが(これはクリスチャン・ラッセンでしょう?)、物語的には、成長物語というかステップアップ物語として心に残った。九太ではなく、熊徹の方だ。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







宗師は最初から熊徹には何かにつけ、甘かった。何故だろう?

「粗にして野だが卑ではない」('92城山三郎)、或いは「(心)貧しき人たちは幸いだ。神の国はあなた方のものだ」(聖書 ルカ福音書 6章20節)

宗師は、熊徹の心の中に純粋なものを認めていたのだろう。九太との武術の鍛錬だけでなく、生活の中でもまれて、それは更にgrow(成長)し、ステップアップされ、最後に神になった。彼は九太の心の中に住む神になったのだ。

ここが面白い。皆の神ではなく、誰か一個人の神になる、そういう神の存在も有り得るという事だ。神の多様性?

どんな人間でも、努力すれば、至高の存在になれるという事だろうか。少し深読みしすぎたか。。。3.5点。

(評価:★3)

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