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KEIさんの人気コメント: 更新順(7/33)

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★5真夏の夜の夢(1935/米)原作より数段良い。原作は修辞文ばかりで訳が分からなくなる所がある、が映画はその修辞を映像で見せるので、実に分かり易い。月へ登る妖精たち、クモ糸の打掛け、ベルガマスカの踊り、皆素晴しい。若干長いが、パックの後口上を聞いたら5点にせざるを得ない。ゑぎ[投票(1)]
★4赤線地帯(1956/日)音楽が気持ち悪い。沢村はいつも通り(首にシップを巻いてはいないが)オカミの役。ゆめ子とより江のケースはよくある話で、ミッキーとやすみはレアだろう。ハナエはオカミに嫌味を言われながらのお勤め。あんな女の亭主になりたいと女房の陰でこっそり呟いてみた。irodori[投票(1)]
★4バニー・レークは行方不明(1965/米)一瞬ですべてが分かってしまう解決シーンが、凄い。更にここから雰囲気を変え、モノクロトーンを生かしたショットが続く。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★4座頭市海を渡る(1966/日)元住民として言うなら、四国には広い草原はあまりなく、いつも山が迫っている印象だ。そこがよく描かれている。馬喰いなら、騎馬対市も見たかったなぁ。新藤のテーマはOPから伏線も有り説明セリフも多い気がするが、市ワールド中こういう一作が有ってもいい。  [review]ゑぎ, 水那岐[投票(2)]
★4ネバダ・スミス(1966/米)錚々たる芸達者が集まって時間も金も掛けた作品で、さすがに楽しめる。マーティン・ランドー(同年TV‘スパイ大作戦’が開始)も、ゲスな役を見事にこなしている。インヨー国立森林公園とオーエンズ渓谷の景色は、マックウィーンと同じ位くらい素晴しい。ゑぎ[投票(1)]
★5パッセンジャー(2016/米)最後にガツンと来た。このラストの為に、特異流線形が素晴しい宇宙船を登場させ、迫力の太陽フレアを見せ、フィッシュバーンを無駄に使い、まぁそこそこの話をつないで来たのではないか。 [review]けにろん[投票(1)]
★5銃撃(1967/米)一体どうなっているんだ?真相は何なんだ?という観客の問いを無視して、ヘルマンは好き勝手に話を進める。その少ない手掛かりから、2、3の真相は想像出来そうだが、彼が描きたかったのは、その真相とか理由とか経緯とかではなさそうだ。   [review]袋のうさぎ, ゑぎ[投票(2)]
★4旋風の中に馬を進めろ(1965/米)その展開にしても、何という事のない話なんだが、各々のキャラが丁寧に描かれていて、その生きざま迄も彷彿とさせる。メインキャラは当然ながら、どの者を採ってみても―18歳の小娘もならず者の髯ずらも、西部で生きているという強い印象を受ける。ゑぎ[投票(1)]
★4座頭市関所破り(1964/日)佳作。シリーズ物では1回は出て来る身内の話とか剣豪2人の処理が上手い。安田の少し引いた画が、とても落ち着く。細部にソツが無く、子供の使用も絶妙。除夜の鐘を音楽にした所とか御来光もベタだが決まっている。ただ展開が、淡々とし過ぎたか。4.5点ゑぎ[投票(1)]
★5雀(1926/米)暗い話だが、逆に明るささえ感じる。モリーというキャラのせい−魅力あるキャラクターがどれだけ重要かということだ。明るく楽しくくじけず健気、すっとぼけてもいる。昨今「勇気を貰う」なんて言葉の氾濫で私なぞ貰い過ぎてアップアップしているが、改めて本当に勇気を貰った。寒山拾得, ゑぎ[投票(2)]
★5野ゆき山ゆき海べゆき(1986/日)実はこの作品は入江若葉さんを見たくって観たのだが、意外に面白く観賞中そのことを忘れてしまっていた。それはともかく、その心に残った、印象深かった各々の「顔」について以下記す。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★4あやしい彼女(2016/日)あやしく可愛い多部と、全く怪しいばばあの倍賞の二人三脚で走るドタバタ喜劇。でも、骨格はしっかりしてそうだ。     [review]けにろん[投票(1)]
★4バベルの学校(2013/仏)‘多文化共生’のシンポで鑑賞。初参加。‘違っていてもいい’‘違う事を面白がろう’‘正解は一つじゃない’‘本当に大切な事は・・・’とコピーは色々あるが、何より、こんな親がいて、こんな子がいて、こんな現実があるという‘当たり前の事’に圧倒された。袋のうさぎ[投票(1)]
★4マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985/スウェーデン)淡々と生活を綴っていくので、彼の悲しみもなかなか捕まえられなかったが、ワンワンと鳴いてみたら、彼の心持ちが何となく分かった気がした。 [review]irodori, けにろん[投票(2)]
★4さすらいのカウボーイ(1971/米)この作品はウォーレン・オーツが、裏のというか本当の主人公ではないかと思うのだが、どうだろう? 彼の演技の表情の陰影が実に見事、という事は別にして。  [review]ゑぎ[投票(1)]
★5ヴァリエテ(1925/独)目がコワい。アルティネリがマリーを盗み見る目、マリーが後ろから斜め見する目、人々が嘲り笑う目、そして主人公名優ヤニングス扮するハラーの圧倒的な怒りの目。言葉は、セリフは全く必要がない。寒山拾得[投票(1)]
★5血槍富士(1955/日)顔もデカけりゃ態度もデカい千恵蔵が、身をかがめて小さくなって(本人がその積り)奴‐やっこ:武士の下僕‐役を熱演。態度がデカいといえば月形もそうだが、彼も小さくなって好演。さてクレジットに企画協力で伊藤、小津、清水のそうそうたる名が見える。 [review]けにろん, ゑぎ[投票(2)]
★3ドイツ零年(1948/伊=独)主人公の歳(12才)が絶妙。子供と大人の中間だ。もう少し大きければ就労か不良か、小さければ子供らとサッカーで遊んでいただろう。大人の要望に応えたいと思う年頃。だから社会のシワ寄せが一番行く年頃ではないか。零年の社会を、彼で具現化した様に思える。ぽんしゅう, モノリス砥石[投票(2)]
★3荒野の棺桶(1965/伊)監督、撮影、脚本ともう1つで、せっかくの面白い原案を台無しにしている。音楽だけが孤軍奮闘で、主題歌`A lone and angry man(怒れる一匹狼)'も悪くない。ホントに主人公をもっとカッコよく撮ってやって欲しい。寒山拾得[投票(1)]
★3バーニング(1981/米)観るべきは筏のシーン。そして一番期待したラストが、用意していたサプライズもこけて、面白くとも何ともない。それとハサミの使い方について。 [review]じゃくりーぬ[投票(1)]