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緑雨さんのコメント: 更新順

★4リメンバー・ミー(2017/米)生者の誰からも思い出されなくなることで死者は真に死を迎える。誰もが直感的に理解できるそのテーゼを作劇の根幹に据えたことこそが慧眼。 [review][投票(2)]
★3ルーム(2015/米)暗がりで見えづらい画面の中、徐々に状況が明らかになっていく前半から、中盤の脱出劇にかけてのサスペンスとアクションは相応に見応えがある。が、後半は凡庸。 [review][投票(1)]
★3バリー・リンドン(1975/米)ブラピをアホヅラにしたようなライアン・オニールのビジュアルが、卑しくも逞しいバリーのキャラにマッチしている [review][投票(3)]
★3マイマイ新子と千年の魔法(2009/日)今は畑以外に何もない場所だけれど、一千年前に国衙として栄えた土地の記憶が息づいている。そのモチーフに心掴まれる。直角に曲がる水路だとか、ブラタモリ的なディテールがよい。そこに少女の空想が生き生きと相乗していく。 [review][投票(3)]
★3シェイプ・オブ・ウォーター(2017/米)これぞ映画にしか創ることのできない世界。一見B級っぽい態をして、ギレルモ・デル・トロは、実に周到にバランスをとって作品世界を構築している。 [review][投票(1)]
★3ゴースト ニューヨークの幻(1990/米)B級エンタメと言ってしまえばそれまでだが、勧善懲悪の作劇のキモをしっかり押さえているので観る者を惹きつける力がある。 [review][投票(1)]
★3淵に立つ(2016/日=仏)浅野忠信が常にワイシャツ姿であることにより生み出される不気味さ、そして、真っ白のツナギの上半身を脱ぐと赤いTシャツが現れることで空気を一変させる視覚的鮮烈。 [review][投票(2)]
★4別離(2011/イラン)伏線があまりにさりげなさ過ぎて、気を抜いて観ていると見逃してしまいそうなほど繊細なサスペンス・ミステリである一方、脚本もディレクションも観客に媚びない厳しく重厚なドラマ性を併せ持つ。 [review][投票(1)]
★415時17分、パリ行き(2018/米)英雄といえども、実はごく普通の人間でしかない。が、やはり選ばれた人間だからこそ英雄になれるのだ。 [review][投票(5)]
★4ひまわり(1970/伊)15年ぶりに再見し、この映画を悲恋についての映画だと思って観ると本質を見誤ると感じた。戦争という要素が思った以上に重きを占めている。タイトルは「ひまわり」、そしてあの一面のひまわり畑の下に何が埋まっているかを考えれば当然なのだが。 [review][投票(3)]
★4ミッドナイト・バス(2017/日)ニイガタ・バイ・ザ・シー。 [review][投票(2)]
★3ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014/米)もう少し身につまされるような痛切さを期待したのだが。主人公夫妻がアダム・ドライヴァーに惹かれていく過程があまり腹に落ちなくて、だから後半の展開も冷めた目で眺めることになってしまった。 [review][投票(1)]
★4スリー・ビルボード(2017/米=英)自己決定と自力解決の美学。法と世論とのせめぎ合いの中で、私刑はその位置付けを相対化していく。米国流リバタリアニズムの極致。ポリティカル・コレクトネスの時代に一石を投じる。 [review][投票(8)]
★3デンジャラス・ビューティー(2000/米)"変身”したサンドラ・ブロックが格納庫から姿を現わす場面、観客に舞台上から飛びかかる場面、夜のプールサイドでのベンジャミン・ブラットとの場面など、映画的で印象的なよいシーンが幾つかある。 [review][投票]
★4生きる(1952/日)およそ洗練とは程遠い無骨なカメラワークの連続だが、happy birthdayのシーンの神懸かった荘厳さには何度観ても息を呑まされる。未来のある若さと先の無い老いとの交錯、そして再生への祝意。 [review][投票(2)]
★4普通の人々(1980/米)若かりし頃に観た際には真にこの映画を理解できていなかった。家庭を営む立場になった今では、この一筋縄でいかない危うさを実感できる。ordinary peopleに捧げられた映画であることに納得する。 [review][投票(2)]
★3CUBE(1997/カナダ)十数年ぶり再鑑賞。やはりアイデアが素晴らしい。水平方向だけでなく、垂直方向(上下)への移動があり得る設定としたことで、空間の無限性と「同じところに戻るかもしれない」という無常感を強める効果を生むとともに、落ちる・よじ上る・ぶら下がるというアクションを可能にした。 [review][投票(1)]
★4キャロル(2015/英=米=仏)久々に映画らしい映画を観た。筋は数行で語り尽くせる程度のもの、セリフも最小限。だが、二人の視線と表情だけで世界が成立し、感情が痛切に伝わってくる。目が離せなくなる。 [review][投票(3)]
★3スター・ウォーズ 最後のジェダイ(2017/米)宇宙空間での艦隊戦は概ね見応えあり、スノークの間での赤備えの親衛隊や、メタリックのキャプテン・ファズマ、塩の惑星で圧力がかかると白い大地が赤く変色するあたりの画づくりは鮮やかで印象的。 [review][投票(2)]
★3インヒアレント・ヴァイス(2014/米)アクションらしいアクションがほとんど無く、ダイアログだけで展開を追っていくのは観ていてツラいものがあるのだが、ミステリとしての結末に意味がある映画ではないのでまあいいか、という感じ。 [review][投票(2)]