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緑雨さんのコメント: 更新順

★4T2 トレインスポッティング(2017/英)出演者たちの顔に刻まれた年輪とともに、ダニー・ボイルの作家としての成熟にも20年の月日が流れたことの厚みを感じる。 [review][投票]
★4トレインスポッティング(1996/英)やっていることは過激で反倫理だが、中身は日本でも最近「マイルド・ヤンキー」と呼ばれている精神性そのもの。ブレグジットにしてもトランプ大統領誕生にしても、この時代の彼らの精神性が下敷きになっている。そういう意味で今こそ見返すべき映画だし、だからこそ『T2』製作の必然性がある。 [review][投票(2)]
★3レッド・ファミリー(2013/韓国)娘役パク・ソヨンだけはちょっと違うが、母役キム・ユミ、父役チョン・ウ、祖父役ソン・ビョンホはいずれも日本の俳優の誰かとどこか似た面持ちで、そんな彼女らがこの異世界のドラマを演じていることが不思議な感じがする。 [review][投票(2)]
★4ムーンライト(2016/米)撮影場所は、監督バリー・ジェンキンズが育った街らしいが、恐ろしいくらい平坦でだだっ広くて、何もない。いわゆる「スラム」という言葉から連想されるイメージからはかけ離れた一見平凡な風景。だからこそ米国の底辺社会のリアリティが増幅される。 [review][投票(3)]
★3マジック・イン・ムーンライト(2014/米=英)他愛ない、としか言いようがないが、ここまで完璧に「他愛なく」作ることこそが名人芸なのだろう。 [review][投票(1)]
★3トスカーナの贋作(2010/仏=伊=ベルギー)贋作をモチーフに、虚構(妄想)が現実とシームレスに溶け込んでいく、独特の作品世界を支えるジュリエット・ビノシュが素晴らしい。時に高揚し、時に落涙し、感情の起伏を画面から横溢させる。胸元のユルさにも唆られる。 [review][投票(3)]
★4ハタリ!(1962/米)凄いなあ、こんな映画があるとは。死ぬ前に観ることができてよかった。どこかでジョン・ウェインがキレたり、裏切り者が出たり仲間割れしたり、誰かが死んだりすることを予測して観ていたのだが、全然そんな映画じゃなかった。 [review][投票(2)]
★4ブラッド・ワーク(2002/米)ダーティハリー』の正統なる系譜。そのことがまず嬉しい。 [review][投票(3)]
★4ラ・ラ・ランド(2016/米)こう言っては何だが、2人が美男美女すぎないのが、この可愛らしくも切ないミュージカルにマッチしている。エマ・ストーンは、顔はジョディ・フォスターみたいだが、身体性が素晴らしい。単にスタイルがよいと言うより、体幹がしっかりしているというか。 [review][投票(7)]
★2たかが世界の終わり(2016/カナダ=仏)ヴァンサン・カッセルの見事なキレ芸による不協和音を楽しむだけの心の余裕を持たず観てしまったのがよくなかったのかもしれないが、この映画もまた私的な世界を普遍に昇華できていないと感じる。駄作とは思わんが、端的に言ってつまらんのだ。 [review][投票(1)]
★4サバイバルファミリー(2017/日)もっとコメディ色の強いものを予想していたが、ベタを恐れず、家族の再生というテーマにフォーカスしているところに好感。一種の文明批判でもあるが、そこに力点が置かれていないことはラストシーンをみれば分かる。 [review][投票(1)]
★3ケンタとジュンとカヨちゃんの国(2010/日)やりたかったのは『俺たちに明日はない』か『真夜中のカーボーイ』か、はたまた『モーターサイクル・ダイアリーズ』か。 [review][投票(1)]
★3紙の月(2014/日)作劇には惹き込まれるし、確信犯で身を踏み外していく過程を丁寧に演じあげた宮沢りえには感心する。が、主婦パートの銀行員が、いけない領域に足を踏み入れて後戻りできなくなる…に至った契機や過程に説得力をもたせるだけの描写が乏しい。 [review][投票(2)]
★3キャプテン・フィリップス(2013/米)丸腰の民間タンカーに、たった数名とはいえ武装した海賊が乗り込んでくるのを為す術もなく待ち受けるしかない。その絶望感がひしひしと伝わってくる序盤の緊迫は絶品。 [review][投票(1)]
★3シックス・センス(1999/米)公開当時は作品としてのトリック(ギミック)ばかり取り沙汰されたが、時間を経た今観るとよくできた小品という感じ。 [review][投票(3)]
★5風の谷のナウシカ(1984/日)風を受けてメーヴェがふわっと浮き立つ身体感覚だとか、腐海の底に流砂が落ちていく触感だとかをアニメーションという手段を使って完璧に表現した。そうした細部にこそ真髄があり、世界観を支えているのだと改めて思う。 [review][投票(4)]
★5リバティ・バランスを射った男(1962/米)文句無しの傑作。ジョン・ウェインはいつも通り粗野で優しく、ジェームズ・スチュアートはここでもまたパラノイアックなまでに正義と理屈の闘士を演じる。単に豪華共演というだけではない。二人の掛け合わせが、変わりゆく西部を端的に象徴し、奇跡のシナジーを生む。 [review][投票(1)]
★3ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米)こんなところで座頭市。 [review][投票(1)]
★3君の名は。(2016/日)描かれる世界の美しさにこそ作品の魅力の源泉があることを認めるが、一方で、都会は過剰に都会として、田舎は過剰に田舎として描かれていることはどうにも引っかかる。 [review][投票(2)]
★3紙屋悦子の青春(2006/日)冒頭20分、病院の屋上での二人だけのダイアログを見せ切ってしまう演出力は圧巻。そして、本上まなみがあんなにも鮮やかに軽妙な会話劇を演じられることに驚く。 [review][投票(3)]