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緑雨さんのコメント: 更新順

★3ゲームの規則(1939/仏)浮世離れした爛熟と頽廃のお話にはほとんど興味を惹かれないが、計算され尽くした構図やカメラワークには心底驚かされる。特に、お邸の廊下をたくさんの人々が縦横無尽に動くダイナミックな画面![投票]
★3殺人の追憶(2003/韓国)まるでコントかと思わせる前時代的な捜査手法(ドロップキック!)。伏線を張るだけ張っておいて、回収しない潔いまでのミステリへの無頓着さ。 [review][投票(1)]
★4麦秋(1951/日)デジタル修復版にて再鑑賞。原節子のキャラクタが『晩春』とは一転して終始安定している。一見天然のようで、全てを悟っている慈母のようでもあり。複雑さを高度に安定させながら、淡島千景との秋田弁の応酬など意外な芸達者ぶりも見せる。 [review][投票(6)]
★4マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016/米)オスカー獲った脚本よりも、演者と演出、ロケーションと撮影の映画。 [review][投票(2)]
★3さよなら歌舞伎町(2014/日)ラブホ運営、AV撮影、デリヘル経営…オモテの世界からは見えにくい仕事の有り様を切り取った職業映画として面白いと思った。 [review][投票]
★3愛と哀しみの果て(1985/米)大河ドラマをここまでつまらなく撮ってしまう演出の凡庸さは如何ともしがたいが、アフリカの大地、獣、原住民の人々に長尺とメリル・ストリープの圧巻の存在感が情感を呼び、どこか見捨てられない魅力があるのも確か。 [review][投票(1)]
★3ダラス・バイヤーズクラブ(2013/米)悪党による世直しという話法はオーソドックスなものだが、HIVの脅威が世界的に注目され始めた頃の時代感と、破天荒なマシュー・マコノヒーのキャラクタとビジュアルが映画に勢いをもたらす。 [review][投票(2)]
★3山の音(1954/日)小津の『東京物語』と表裏一体と見ると興味深い。 [review][投票(3)]
★4T2 トレインスポッティング(2017/英)出演者たちの顔に刻まれた年輪とともに、ダニー・ボイルの作家としての成熟にも20年の月日が流れたことの厚みを感じる。 [review][投票]
★4トレインスポッティング(1996/英)やっていることは過激で反倫理だが、中身は日本でも最近「マイルド・ヤンキー」と呼ばれている精神性そのもの。ブレグジットにしてもトランプ大統領誕生にしても、この時代の彼らの精神性が下敷きになっている。そういう意味で今こそ見返すべき映画だし、だからこそ『T2』製作の必然性がある。 [review][投票(2)]
★3レッド・ファミリー(2013/韓国)娘役パク・ソヨンだけはちょっと違うが、母役キム・ユミ、父役チョン・ウ、祖父役ソン・ビョンホはいずれも日本の俳優の誰かとどこか似た面持ちで、そんな彼女らがこの異世界のドラマを演じていることが不思議な感じがする。 [review][投票(2)]
★4ムーンライト(2016/米)撮影場所は、監督バリー・ジェンキンズが育った街らしいが、恐ろしいくらい平坦でだだっ広くて、何もない。いわゆる「スラム」という言葉から連想されるイメージからはかけ離れた一見平凡な風景。だからこそ米国の底辺社会のリアリティが増幅される。 [review][投票(3)]
★3マジック・イン・ムーンライト(2014/米=英)他愛ない、としか言いようがないが、ここまで完璧に「他愛なく」作ることこそが名人芸なのだろう。 [review][投票(1)]
★3トスカーナの贋作(2010/仏=伊=ベルギー)贋作をモチーフに、虚構(妄想)が現実とシームレスに溶け込んでいく、独特の作品世界を支えるジュリエット・ビノシュが素晴らしい。時に高揚し、時に落涙し、感情の起伏を画面から横溢させる。胸元のユルさにも唆られる。 [review][投票(3)]
★4ハタリ!(1962/米)凄いなあ、こんな映画があるとは。死ぬ前に観ることができてよかった。どこかでジョン・ウェインがキレたり、裏切り者が出たり仲間割れしたり、誰かが死んだりすることを予測して観ていたのだが、全然そんな映画じゃなかった。 [review][投票(2)]
★4ブラッド・ワーク(2002/米)ダーティハリー』の正統なる系譜。そのことがまず嬉しい。 [review][投票(3)]
★4ラ・ラ・ランド(2016/米)こう言っては何だが、2人が美男美女すぎないのが、この可愛らしくも切ないミュージカルにマッチしている。エマ・ストーンは、顔はジョディ・フォスターみたいだが、身体性が素晴らしい。単にスタイルがよいと言うより、体幹がしっかりしているというか。 [review][投票(7)]
★2たかが世界の終わり(2016/カナダ=仏)ヴァンサン・カッセルの見事なキレ芸による不協和音を楽しむだけの心の余裕を持たず観てしまったのがよくなかったのかもしれないが、この映画もまた私的な世界を普遍に昇華できていないと感じる。駄作とは思わんが、端的に言ってつまらんのだ。 [review][投票(1)]
★4サバイバルファミリー(2017/日)もっとコメディ色の強いものを予想していたが、ベタを恐れず、家族の再生というテーマにフォーカスしているところに好感。一種の文明批判でもあるが、そこに力点が置かれていないことはラストシーンをみれば分かる。 [review][投票(1)]
★3ケンタとジュンとカヨちゃんの国(2010/日)やりたかったのは『俺たちに明日はない』か『真夜中のカーボーイ』か、はたまた『モーターサイクル・ダイアリーズ』か。 [review][投票(1)]