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緑雨さんのコメント: 更新順

★4ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985/香港)ジャッキー・アクションの金字塔というだけでなく、映画の一つの在り方として極致に到達している。 [review][投票]
★3五福星(1983/香港)正直、面白いかと言われると微妙だけど、楽しい映画であることは確か。透明人間のコントにしても、ジャッキーのローラースケートチェイスや無意味に大規模なな追突カースタントにしても、本筋と全く関係ないところばかりが印象に残るのもまたご愛嬌。 [review][投票]
★3太陽がいっぱい(1960/仏=伊)犯罪映画としても、相応にサスペンスが効いていると思うが、やはり終盤にかけては危うさが露わになる過程を眺めている感が強くなってくる。海辺の陽光を浴びながら恍惚とする彼の姿を見るにつけては、切なさばかりが余韻として残る。 [review][投票(1)]
★4パターソン(2016/米)パターソン市のパターソン氏。市バスの運転士にして詩人。なんかもう、その設定だけで十分に映画、という気がしてくる。 [review][投票(4)]
★3ギャング・オブ・ニューヨーク(2002/米=独=伊=英=オランダ)ディズニーワールドで繰り広げられる任侠映画、といった趣き。徹底した世界構築には圧倒される。ほんの150年前のニューヨークが、ホントにこんなに恐ろしげなところだったのかはわからんが。 [review][投票(7)]
★4きみの鳥はうたえる(2018/日)石橋静河は、飛び抜けた美人というわけではないが、何とも魅力的だ。表情の変化を眺めているだけで幸せになれる。クラブで緩く踊る姿態やカラオケでの「オリヴィアを聴きながら」。 [review][投票(1)]
★4幼な子われらに生まれ(2017/日)浅野忠信が出ているだけで映画の世界に必要以上に危険な空気が流れてしまうのは、良し悪しあるような。 [review][投票(4)]
★3ドリーム(2016/米)数学というおよそ映画で描くことが難しい題材を、大黒板に書き連ねられる数式で表現するあたりは『ビューティフル・マインド』でも見られた王道。 [review][投票(2)]
★4散歩する侵略者(2017/日)なんだかウルトラセブンな感じ。 [review][投票(1)]
★2Undo(1994/日)縛りが美しくない。過剰でもない。トヨエツ若い。山口智子は眼福。[投票]
★3リチャード・ジュエル(2019/米)印象深いのは、捜査官に家宅捜査に踏み込まれる場面、弁護士に「喋るな」と散々言われていたにも関わらず、黙っていられないジュエル。 [review][投票(4)]
★3勝手にふるえてろ(2017/日)日本映画では意外に無かったこじらせ女子の一代記。『レディ・バード』日本版という感じを受けたが、ファンタジックな表現やマニア趣味は『アメリ』っぽくもある。 [review][投票(1)]
★4デトロイト(2017/米)まさにスターターピストルの破裂音一つ、号砲の合図を機に憎悪と暴力の連鎖が止めどなく溢れ出し制御不可能な状況にエスカレートする。往時の一触即発の緊迫感の再現、臨場感が凄まじい。キャスリン・ビグローの真骨頂。 [review][投票]
★3道(1954/伊)やはりジュリエッタ・マッシーナの映画。感情は絶え間なく激しく上下するが、自身の存在価値を確かめることに常に執心し、それが認められるや舞い上がる。いじらしくも切ない。サーカス団との邂逅や海を見たときの興奮なども印象深い。 [review][投票(1)]
★4パーフェクト・ワールド(1993/米)一見すると、ケヴィン・コスナーはこんな複雑なバックグラウンドを持った人物には見えないのだけれど、それが逆説的にリアリティを生んでいるような気もする。奥底に見え隠れする善良さが、少年と通じ合っていく展開に一定の説得力を与えてもいる。 [review][投票(5)]
★3ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場(1986/米)苛烈な実戦の場が限られた「ベトナム後」の時代にミリタリーものを描くことの難しさはあったと思うが、ダラけた集団に異質なリーダーが飛び込むことで化学反応を起こしていくという王道ストーリーをなぞることでうまく娯楽作に転換している。異常に強く、運が良く、女に支えられるというイーストウッドならではの人たらしヒーロー像はここでも健在。[投票(1)]
★4日日是好日(2018/日)とても好い映画。まさか、ほぼ茶道の所作だけを100分間観続けて全く飽きないとは思いもしなかった。 [review][投票(2)]
★4ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米)タランティーノ流シャロン・テイトへの鎮魂歌。 [review][投票(5)]
★3ザ・シークレット・サービス(1993/米)ジョン・マルコヴィッチの怪演。いろんな意味でやりすぎなのだが、その過剰さが唯一なる印象を刻む。 [review][投票(4)]
★3世界の涯ての鼓動(2017/英)ヴェンダース、下手くそな映画を撮ったな、というのが率直な印象。風景映像は綺麗だし、ソマリアでの拘束、或いは、深海艇での閉塞空間における緊迫感やサスペンスなど部分部分は悪くない。が、肝心の2人の心の繋がりに全く説得力がなく、映画としての感情が喚起されない。[投票]