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緑雨さんのコメント: 点数順

★3ベリー・バッド・ウェディング(1998/米)これはもうほとんどクリスチャン・スレーターの映画。そのあまりの性悪ぶり凶気ぶりに、笑うに笑えないブラック・コメディの「笑えない」部分が必要以上に強調されてしまった感あり。 [review][投票(1)]
★3ホワット・ライズ・ビニース(2000/米)ハリソン・フォードの”新境地開拓”はどうやら失敗に終わったっぽいが、そんなことは大した問題ではない。入念なカメラワークに基づき、寒々しい寂寥感を伝える映像には惹かれるものがある。 [review][投票(1)]
★3JFK(1991/米)回想シーンを効果的に織り込む素晴らしい編集。3時間ずっと字幕を読み続けていた印象なのにも関わらず、この映画が魅力を失わない理由はこの編集の見事さゆえ。 [review][投票(1)]
★3踊る大捜査線 THE MOVIE(1998/日)3つの事件が並行して展開していく序盤の構成力は、画面作りも含めてなかなか良かった。そういうもんだとは分かっちゃいるが、ここまで”現場”vs”上”の構図に拘泥するのは異様に思えるほど。小泉今日子は喋らない方がよかったね。[投票(1)]
★3シン・レッド・ライン(1998/米)兵士のモノローグがワケわからなくて退屈?いいんです、万年中佐ニック・ノルティの出てるシーンさえ観てれば。このクソオヤジの立ち居振る舞いだけ、別に取っておきたいくらい素晴らしい。 [review][投票(1)]
★3インファナル・アフェアIII 終極無間(2003/香港=中国)相変わらず、このシリーズは俳(男)優が良い。もちろんその魅力は優れた演出の上に成り立っているものではあるけれど。それに比べると、女優の使い方が下手、というか全体の調和を乱している。 [review][投票(1)]
★3エリン・ブロコビッチ(2000/米)欠落しているのは、彼女の「転機」か。 [review][投票(1)]
★3八月の狂詩曲(1991/日)全体のうち9割くらいは見るに耐えない幼稚さ。特に、井川比佐志根岸季衣が出てくる場面は演技が達者なだけに幼稚な脚本で演らされてるのが痛々しい。 [review][投票(1)]
★3チャップリンの冒険(1917/米)スタンダードに面白い。最初の方の海のシーンは、セットじゃない分迫力がある。チャップリン=脱獄囚という設定のせいか、全体にトーンがやや暗いような。[投票(1)]
★3炎のランナー(1981/英)この映画が良いのは、往時の素朴なオリンピックの様子やケンブリッジでの質実剛健な学生生活の雰囲気を再現しているところ。ストーリーは全くヒネリもなくストレートだが、そのお行儀のよさが真面目な時代考証との相乗効果で爽やかさを演出している。 [review][投票(1)]
★3西鶴一代女(1952/日)サディスティックなまでの徹底した突き放しっぷり。 [review][投票(1)]
★3祇園囃子(1953/日)今も昔も男はスケベだし、女がひとりで生きていくのは楽じゃない。そんな普遍を思い知らされるようで興味深い。祇園の雰囲気の描出はさすがだが、東京の旅館でのシーンの露骨さも素晴らしい。[投票(1)]
★3未知への飛行(1964/米)軍事が人の手を離れシステマティックに管理されるようになった。そのことだけが問題であるかのような描き方がされてるように思え、その点がどうもしっくりこない。 [review][投票(1)]
★3KT(2002/日=韓国)「時代」が画面から滲み出ている。テンポが良くなく、展開がスムースさに欠けるのでいまいちノッていけなかったが、そのゴツゴツ感も含めて時代を演出していたのかもしれない。 [review][投票(1)]
★3ロリータ(1962/英)個々のシーンはいいんだけど、サスペンスなのか、ブラック・コメディなのか、ヒューマンドラマなのか、演出のトーンが統一されていない感じがして、全体としてはどうも肌に合わなかった。[投票(1)]
★3フォロウィング(1998/英)巧い。確かに巧いのだが、あまりに鮮やか過ぎて、あっけにとられてるうちに終わってしまった感じ。もうちょっと、観客をジリジリさせるような遊びの部分があった方が・・・[投票(1)]
★3ドッグヴィル(2003/デンマーク=スウェーデン=仏=ノルウェー=オランダ=フィンランド=独=伊=日=米)こんなん舞台でやりゃいいじゃん、と思いながら観始めたが、最初は違和感のあったあのセットが観てるうちにだんだん馴染んできて本当の街の様子とイメージが重なっていくから面白い。 [review][投票(1)]
★3電気屋敷(1922/米)キートンらしいダイナミックなアクションが少なくやや物足りない。 [review][投票(1)]
★3クリムゾン・タイド(1995/米)緊迫感に満ちた良質な戦争ドラマ・・・なんだけど、サヤの収め方が常識的過ぎて、食い足りなさが残る。[投票(1)]
★3ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990/米)狼、バッファロー、広い広い大平原。ホンモノを撮ろうという意気込みは伝わってくる。そしてアメリカの広さも。それに比して人間たちのドラマは平板で霞んでいる。[投票(1)]