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緑雨さんのコメント: 点数順

★3豚と軍艦(1961/日)豚の如く逞しく生き、豚の如くあっけない最期を迎える人々。猥雑で危険で貧しく、それでいてどこか洗練された空気が漂う街・横須賀を舞台に、可笑しくも哀しく描かれる、まさに「重喜劇」。[投票]
★3コックと泥棒、その妻と愛人(1989/英=仏)厨房の黒、レストランの赤、トイレの白に目はチカチカ。ボーイソプラノの響きに頭はキンキン。そんな悪夢のような異常空間で繰り出されるボスの乱暴狼藉やりたい放題が圧倒的。徹底して下品なのがまた良し。[投票]
★3スカーフェイス(1983/米)とにかく印象的なのは電気ノコギリのシーン。ゆらゆらと思わせぶりに動くカメラに焦らされるスリル。「演出力」とは如何なるものであるかをまざまざと教えてくれる。[投票]
★3ロッキー2(1978/米)続編としては正しい在り方をしている映画だと思うが、「成り上がり」であることについてスタローンが自意識過剰になってしまっている気がする。[投票]
★3ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還(2003/米=ニュージーランド)二つの塔』ではあんなに興奮したのに・・・まさか始まって一時間で時計が気になると は思わなかった。大団円への収束が約束された物語、ということを感じさせないで欲し かった。 [review][投票]
★3AKIRA(1988/日)「誰も作ったことないものを作ってやろう!」っていう気合いが作品全編に充満していた。が、終盤のクドさには少々辟易。[投票]
★3活きる(1994/香港=中国)「あーこんな国に生まれなくてよかった」それ以上の感想が出てこない。[投票]
★3スパイダーマン2(2004/米)代わりにスパイダーマンにしてくれぃ。もっと要領よくやってやるよ。 [review][投票]
★3オールド・ルーキー(2002/米)素材となったエピソードがとても良い話だし、テンポも軽快なので退屈せずに観られるんだけど、努力する姿が描かれていないので感動も半減。 [review][投票]
★3ボーン・アイデンティティ(2002/米)美しくも寒々しいチューリッヒの、そしてパリの冬景色が主人公の孤独感とシンクロしてなかなか良い雰囲気。なんだけど、話が尻すぼみなのが残念。 [review][投票]
★3ジョンQ 最後の決断(2002/米)エゴイズムの成れの果て? [review][投票]
★3バウンティフルへの旅(1985/米)実は「老い」をかなり残酷に描いているが、一方でその残酷さに負けない強さに救われた気にもなる。なかなか深い映画。ただ、個人的には「観たい」と思うテーマと微妙にずれていて、正直若干退屈さを感じてしまった。[投票]
★3ブリキの太鼓(1979/独=仏=ポーランド=ユーゴスラビア)異形の御伽話。BGMに重なる不協和音が気に障る。「食」「性」といった人間の本能的な部分の生々しい描き方とナチス興亡の時代背景との関係は、理屈では理解できないものの「不愉快さ」という形で身に沁みる。[投票]
★3愛に気づけば・・・(1994/米)主人公の行動に対する共感度は低いが・・・。ここまで利己的に行動する女性を描くのもアメリカならでは。内に籠もって変なことになるよりは、たとえ周囲に迷惑をかけても思うがままに行動すべし、という価値観か。[投票]
★3大学は出たけれど(1929/日)「サンデー毎日」あまりにベタで笑った。しかし何だって大学出たばかりで職もないのにヨメがいるんだ?[投票]
★3和製喧嘩友達(1929/日)2人組の容姿風貌が意外に現代的なことにちょっと驚いた。こんな短縮版じゃ評価も難しいけど、生き生きした表情や動きには好感。[投票]
★3アリ(2001/米)拳闘シーンが絶品。特に冒頭のソニー・リストン戦は「蝶のように舞い、蜂のように刺す」姿を眼前に現してくれていた。なかなかできるもんじゃない。 [review][投票]
★3ノッティングヒルの恋人(1999/米)どんな非現実的な映画だって、自分の日常に照らし合わせて共感したり、生き方の参考にできたりする部分が少しはあるものだが・・・ここまで「得るものが全く無い」映画も珍しい。そこがスゴイ。(一応褒めてるつもり)[投票]
★3いつか晴れた日に(1995/米)女も男も登場人物に人間味があって、貴族やってくのもラクじゃないねーってしみじみ思わせてくれるところが面白い。基本的にはあんまり興味のないお話なんだけど、なんか惹かれちゃうのはその辺かな。 [投票]
★3キートンのハード・ラック(1921/米)今となっては”お約束”なギャグの連発で堅実?に笑える作品・・・なんだけどオチのぶっ飛び具合はスゴイぞ。[投票]