[コメント] 女はみんな生きている(2001/仏)
同性の立場からすると、こんなダメな男ばかりではないぞと言いたくもなるが、女性監督コリーヌ・セローの鋭い視線を浴びると否定し切れない自分もいる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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その人間観察が的を射ているからこそ、声高にフェミニズムを唱えるような作品とは一線を画す気品がある。痛快な復讐劇ではあるのは確かだが、ラストシーン、4人の女性が見せる表情も満足げというよりどこか悲しげなところが印象深い。
1カットが簡潔で短く、話の展開もスピーディで無駄が無い。サスペンス仕立てありながら、どこかユーモラス。この辺もセンスがある。
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