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[コメント] リオ・ロボ(1970/米)

冒頭の列車強奪劇、説明的なセリフは殆ど無く、登場人物たちの行動を眺めているうちに意図が判明し、その手際の鮮やかさに魅了される。
緑雨

そして一転、目まぐるしく捕虜の立場の攻守を入れ替える追跡・逃走劇、と思うとあっさりと南北戦争は終戦し、舞台はリオ・ロボでの懲悪劇へ。

2時間に満たない尺で、これだけの娯楽要素を盛り込み、かなりの数のキャラクタを登場させつつ各々を印象付ける。この手腕の確かさには嘆息するしかない。

そしてラストでも明らかなように、この映画は女性による活劇でもある。ジェニファー・オニールスサンナ・ドサマンデスシェリー・ランシング、三者三様に美しく、そしてまた彼女たちもそれぞれに印象深い役割を果たすのである。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)KEI[*] 3819695[*] ゑぎ[*]

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