[コメント] ロッキー・ザ・ファイナル(2006/米)
30年にも亘る大河ドラマの終末が、よもやこのような慎ましい小品で締めくくられようとは。”エイドリアンズ”レストランで客に昔話を語り聞かせるロッキーの姿の、なんと愛おしいことか。
もちろん、この場合「小品」というのは褒め言葉であります。
なんだろう、この優しい視線は。優しく善良な人々を、これまた優しすぎる視線で描く。演出はヌルいし、ダラダラしたダイアログの連続だし、盛り上がりには欠けるし、欠点を探せばいくらでも探せてしまう作品だけど、それでもやはり愛おしいと感じてしまう。
撮影が佳いですね。特に夜のシーンが美しい。
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