[コメント] 月に囚われた男(2009/英)
題材も作風もなんだか無暗に古臭い。古さが魅力になっているわけでもない。個人的にあまり好みでない『ガタカ』と同質の香りがする。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この映画の白眉は、サム・ロックウェル演じる最初のクローンの肉体がだんだんと痛めつけられて衰弱していく過程の表現だろう。遺伝子は複製されても肉体は使い捨てられる、そのファクトが生々しく表現されている。手垢のついた「移植された記憶」というモチーフよりもむしろそっちの方を買いたい。
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