それにしても、こんなお話が成立してしまうのも、ビートルズの楽曲が持つ世代を超えた絶対的な力あってこそ。そして、終盤におけるまさかの人物登場は、単なるコメディ以上に物語に神性を与えるのである。この辺りは偉大と表現する他ない。

リリー・ジェームズは、色気には欠けるがこのような健康的なミューズを演らせると最強。

コークやオアシスやタバコが作劇に生かされることも期待していたが回収されず。