緑雨さんのお気に入りコメント(40/181)
15時17分、パリ行き(2018/米) | ジュディ・グリア(スペンサーの母親)やジェナ・フィッシャー(アレクの母親)といった玄人俳優の演技よりも、主演3人の若者の方がずっと好感が持てる。 [review] (ゑぎ) | 映画には達者な演技なんて全然必要じゃないのは、リュミエールの頃から分かっていることだ。素人ばかりを主要な配役に起用している映画なんて数多あるし、正直私は、[投票(5)] |
スポットライト 世紀のスクープ(2015/米) | review] (ぱーこ) | 珍しく話で見せる映画だった。現場主義に徹した作りも好感が持てる。 [[投票(2)] |
ひまわり(1970/伊) | デ・シーカ最後の輝き。 (けにろん) | 序盤の笑劇的導入が温いなりに効き悲劇への転調を際立たせる。絶望の中から見出した微かな希望を胸に1人行く異国。沈む気持ちに突き刺さる広大な向日葵畑と煽情的音楽は大向うを唸らせるこれでもか感だ。再会シーンの間の演出こそ[投票(6)] |
ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014/米) | アダム・ドライヴァー。この男が映画を面白くもするし、嫌な気分にもさせる。「SW7」では微妙だったが、なかなかの存在感。 [review] (プロキオン14) | この映画の肝は「カイロ・レン」こと[投票(2)] |
スリー・ビルボード(2017/米=英) | review] (K-Flex) | 個から見ればとんでもない出来事でも全体から眺めれば些細なことであり、多種多様な正義が入り乱れることによって事態は混乱し、善意は悪意へと姿を変え、解決には寛容と赦しが不可欠であり、しかしそこに至るのは相当困難なのが人間なんだなって、なんかすごーくいっぱい考えちゃいました。 [[投票(2)] |
スリー・ビルボード(2017/米=英) | review] (ペンクロフ) | リアルは地獄 [[投票(11)] |
スリー・ビルボード(2017/米=英) | review] (capricorn1) | 復讐と赦しというテーマ以前に「日本と西洋」の文化の違いを嫌というほど感じさせられた作品。この脚本を認める(映画化する)風土があることに驚き。 [[投票(5)] |
スリー・ビルボード(2017/米=英) | review] (ゑぎ) | ラストもいい。このラストでポイントを上げる。このカットで終わればいいな、と思っているカットで終わる。 [[投票(9)] |
デンジャラス・ビューティー(2000/米) | サンドラ・ブロックが変身する前はちゃんとブスに見えて、した後では美しく見えるようにきっちり演出なされているのがまず良い。主人公その他各キャラクターの一貫性、書き分けも秀逸であるし、何気なく吹く風やユーモア、ラストに向けた盛り上がりも悪くない。王冠の奪い合いのさなかに降り注ぐ紙吹雪とミスUSの泣き顔、照明等等。私は何故か『カリフォルニア・ドールズ』を連想してしまった。 (赤い戦車) | 実に楽しい映画である。[投票(1)] |
デンジャラス・ビューティー(2000/米) | review] (Kavalier) | 「敵を作らない映画」by黒犬様。いえいえ、敵になった時の、どこからかの無言の攻撃を予期して、甘んじて敵になる人はいないんです。 [[投票(3)] |
生きる(1952/日) | けにろん) | 正直、この男の生き様の温さが反転するにせよ、汚濁に塗れのたうつレベルにも達せぬ公園事案の弾けなさで、一寸デカダンしてみたり純情に触れたり程度のままごとも終盤の時間軸の解体再構築で醒めた視点に晒される。そこでコペルニクス的に映画は様を変える。 ([投票(3)] |
生きる(1952/日) | 黒澤明だ。 [review] (づん) | ッカー!となるくらいベッタベタな演出が所々見受けられて、でもそれが恥ずかしいからやめてくれとならずに、涙を抑えられなくなるのがやっぱり[投票(4)] |
生きる(1952/日) | review] (crossage) | 遠近法と座ること、またはこの映画が黒澤作品のなかで数少ない「名作」たりえていることを証明するメチャクチャ長い超独りよがり唯物的批評→ [[投票(11)] |
生きる(1952/日) | review] (kiona) | 死せる健常者よりも生けるミイラへ…Happy birthday to you. [[投票(20)] |
マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016/米) | review] (ペンクロフ) | 丁寧で繊細な文学やってます。ロケ撮影と演者の芝居がとてもいい。アダージョは失策。 [[投票(4)] |
普通の人々(1980/米) | エピキュリアン) | なんという丁寧さ!この丁寧さは、尋常ではない、と思いました。やや粘液質な感じさえするこの丁寧さに、レッドフォードが、この物語のどこかに自分と切り離せないものを感じて撮っているような気がしてならない。ジョンベイリーの撮影が、美しい。 ([投票(4)] |
CUBE(1997/カナダ) | ゑぎ) | 眼球のファーストカットからアヴァンタイトルまでで度肝を抜かれるし、音を感知するトラップの場面なんかも実にスリリングで良い。この監督は大した技巧派だと思う。しかし技巧で押し切ってくれればよいのに、厭世的な世界観のテーマ性を装うので何とも白けてしまう。青臭い教条主義の印象が残ってしまう。 ([投票(4)] |
CUBE(1997/カナダ) | review] (ina) | この映画はどこにもつながっていない。 [[投票(20)] |
キャロル(2015/英=米=仏) | ジュリア』の変奏形みたい。ただ、いささか淡泊だ。 (けにろん) | くすんだ背景に2人の服だけが色調を帯び浮かび上がる玩具売場。文字通りの一目惚れを演出する発端だが、以後、世間から離反していく2人の意匠としての衣裳が際立っている。導き導かれるかのような関係が『[投票(2)] |
キャロル(2015/英=米=仏) | ぽんしゅう) | まるで磁力を帯びたかのような視線が、互いを引き寄せ合うさまが狂おしい緊張を生んで、想いの純度の高さが伝わってくる。戸惑う男どもをしり目に、二人の女の視線は一点の曇りもなく信念に満ち、男女の恋愛のような浮つきはない。覚悟と自信に満ちた者は美しい。 ([投票(3)] |