[コメント] チョコレート(2001/米)
こんなふうに、夢も希望もない愛もある。それでもやはり、愛だけが、人を生かす。(03.01.27@京都みなみ会館)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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(動物ではなく)人間にとって、セックスとはなにか、ということを正面から描いてみせたことや、ラストシーンのレティシアの複雑極まる心情、それを表現するハル・ベリーの表情などが、この映画を簡単には忘れ去れないものにしている。
しかし、レティシアに比べてハンクの心情の変化が感じ取りにくい。(二人の示す感情表現に対比をつけたかったのかもしれないが。)特に自分の心のうちにあった偏見とどう闘ったのか、がわからない。全部親父のせいでは済まないだろう。二人が親密になるまでに、もう少し葛藤があるはずではないか、などと言いたくなってしまう。
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