仕事中、何気にシネスケを見ていて「最近話題の映画」のトップがこの映画という事に

気づく。公開寸前に深キョンの衣装の話題が結構スポーツ新聞に載っていてはいたが

肝心の内容に関しては「ロリータ衣装を愛する娘とヤンキーの友情物語」ぐらいしか

記事には載っておらず、わたしにとってこの作品はここで終結。DVDになっても

見なかったと思う。

「へ〜、シネスケでは話題なんだ！」とクリック、で評価にビビる！　気がついたら

某シネコンにいました。（笑）　好みの「バカ系」がふんだんに含まれており、

構成もしっかりしている。ラストで深キョンが乗り込むのはいいけど、どうやって

救うんだろうと心配しながら見ていましたが、お見事でしたね！　このシーン以前の

桃子のキャラに関しては「マリー・アントワネットの生まれ代わり」とか「白馬に

乗った王子が迎えにくる」とかの発言を真顔で言う深キョンにとっては楽に演じている

のではと思いましたが、最後の啖呵をきるシーンはいやいや女優さんなんだと改めて

関心いたしました。表情もシャキッとしてるし、しゃべり方はもちろん、声質まで

違う様に感じた。

唯一残念なのはこの作品が評価がいいと知った上で見てしまった事。はるか昔、主演の

女の子かわいいけど無名ぽいし、えっちなシーンとかあるかもと思って見て、「号泣」

という返り討ちにあった『バウンス　ｋｏＧＡＬＳ』以上の感動が評価を知らずに

見たら得られたと思うと非常に残念。

デビュー当時「朋ちゃん（華原朋美）に憧れて芸能界に入った。」と公言していたのに

いつの間にか「恭子、あゆちゃん（浜崎あゆみ）大好き！」とあゆに擦り寄る意外に

世渡り上手の深キョン。個人的には「フードファイト」の頃が一番かわいいと思い、

近年の彼女を見て「やっぱりあそこで冷凍保存するべきだった！」と強く思って

いましたが、それは間違いでした。桃子は彼女以外は無理。土屋アンナさんも、

当方おじさんですのでもちろん知らず、前出のスポーツ新聞の記事でモデルさんらしい

という事を知っていたぐらい。なんでイチゴ役は彼女なんだろうという疑問をかかえて

見てましたけど、最後のオチで納得！　モデル顔で、ヤンキー演じられる唯一のモデル

さんだったのですね。でも普段顔知らなかったので、モデル顔って最後まで

気づかなかったし。（笑）