[コメント] セブン・イヤーズ・イン・チベット(1997/米)
文芸映画(実話)を娯楽映画(ハリウッド映画)の作劇法で料理すると、「わかりやすさ」が映画を歪にする。
例えば、
ジョン・ウィリアムズのやかましい音楽。
ブラッド・ピットの成長物語も、実話が前提では、変節に見えてしまう。
チベットを理想郷化し、中国軍の描き方を一方的にすること。
撮影の美しさや、ヨーヨー・マのチェロによるウィリアムズの音楽の素晴らしさが映画に貢献していないのが残念。
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