観客を信じていない。

映画も制作そのものも信じていない。（「家に籠もって、スクリプトやコンテを書くことほどばからしいことはない」なんて言う人だし。）

映画を通して、自己（の思想）を開示しようなんて思ってない。

啓発しようとも思っていない（ラストはそれすら覆すわけで）。

ドラマになんか興味はない。

無気力で不在な暴力的疾走感なのか、じゃあドラッグとどう違うのか。あのラストこそ、薬ギレか、逆にやりすぎでハイになったのどっちなのかもしれない。

こういう世界は敬って遠ざけておきます。