最後は、恋愛物にスプラッタを加味して終わる。

「レクター博士とクラリスのドラマ」か「レクターとメイソンの対決」か、観客がどっちに焦点を当てて楽しむかで、感想が変わってくるのかもしれない。

レクターとメイソンのマインドゲームを堪能したかった身としては、中盤レクター博士あっさり捕まった後以降はひたすら脱力して鑑賞してしまった。だから、ジュリアン・ムーアは前作と似てようが、似てまいと、クラリスであろうと、なかろうと、どうでもよかったのだ。