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[コメント] ブリジット・ジョーンズの日記(2001/米)

「少女漫画とは、思春期の自我葛藤する女の子に、絶対者たる相手の男の子が、恋愛を道具に存在意義を与えるもの。」ってのをどこかで聞いた記憶がある。恋愛至上主義下の30を超えても少女のような女性への応援映画なのだ、これは!。
Kavalier

そう思えば、設定にケチつけるのは野暮ってもんだ。ただ、仕事を軽んじる描写は止めたまえ、再就職の過程を、映画内で帰結してしまうギャグでごまかしなさんな。「ありのままで素晴らしい」女性になるために努力している姿を観客は見ることで、応援したくなるんだぜ。これじゃ、単なる楽しいコメディ映画を超えてない。

それと、映画的カタルシスをほとんど得られないのを、参入歌をバンバンかけてごまかしたり、 ドツキ合いシーンで、殴ったと思ったら、カットが変わって、殴られた方が吹っ飛んでいたって、ギャグドラマじゃないんだからさ。

余談:トシさんと同じく、男性に当然の権利ように被保護的な物を求める部分には、ミ○ーとの類似性を感じてしまった。スイマセン。それとも、すべからく女性は、男性に被保護を求めるのだろうか、それだと男に取って怖い映画だ、だってほとんどの男はコリン・ファースにはなれないと思う。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)tredair[*]

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