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ALOHAさんのお気に入りコメント(2/29)

ファーゴ(1996/米)★3 謎の日系人、マイク・ヤナギタについての考察(レビューは後半部分の展開に言及) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(17)]
ファーゴ(1996/米)★3 フランシス・マクドーマンドの笑顔が妙に記憶に残り、殺伐とした殺人劇がコミカルに思えたのは「死者への敬意を重んじる」らしいコーエン兄弟の悪戯か。彼らの映画からは叙情というものが欠落している。それは例え叙情的な音楽を流しても、だ。まるで血など見なかったように。 (tkcrows)[投票(4)]
ファーゴ(1996/米)★4 時間が経つにつれ、じわじわと印象が強くなってくる不思議な映画。 [review] (NAMIhichi)[投票(3)]
ファーゴ(1996/米)★4 コーエン兄弟に騙されてはいけない。 [review] (cinecine団)[投票(16)]
ダーティ・グランパ(2016/米)★4 一応親身を装った風情のつもりなのか、ロバート・デ・ニーロザック・エフロンに何やら助言をするが、それは目に入ったTシャツやステッカーの文言を口にしていただけ。といった吃驚に価する高精度のギャグがいくつか紛れ込んでいる。「フロリダではどこでも発砲してよい」などのお役立ち知識も満載だ。 (3819695)[投票(1)]
ジョーカー(2019/米)★5 笑いは、笑うにしろ、笑わせるにしろ、現実を曖昧に希釈して人の目から隠してしまう。暴力は、振るうにしろ、振るわれるにしろ、現実をさらけ出し濃縮して突きつける。社会にとっての「悪」って、本当はどっちなんだ。「笑い」を賞賛し「暴力」を否定する危うさ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(10)]
メッセージ(2016/米)★3 突然の宇宙船の出現により世の中が騒然とする状況との対比で、奇妙なほど静かに徴用され、次第に「彼ら」とのコミュニケーションに魅了されていく主人公の姿が、世俗が削ぎ落とされていくような清々とした空気感を生む。前半は不思議な魅力がある。 [review] (緑雨)[投票(3)]
メッセージ(2016/米)★4 言語学者は大して頭の良さそうなことはしないし、理論物理学者に至っては全く理論物理をやらないという、つまり私が期待していたハードSFでは全くなかったのだけど、テッド・チャンの原作「あなたの人生の物語」にはない諸々の小ネタと、そして音楽が素晴らしく、たいへん良い映画になってました。(レビューはオチに言及) [review] (月魚)[投票(8)]
メッセージ(2016/米)★4 言語は思想のツール化であり武器でもある。我々の言語を教える(強制する)ことでも、彼らの言語を学ぶ(準じる)ことでもなく、あらたな共通言語を発見し、その体系に身も心もゆだねることで、互いの思想や生き方に順応し、今までとは別の関係性を創造するということ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
メッセージ(2016/米)★4 秩序をもたらす贈り物は、彼女の深い悲しみを超えて人類の希望に繋がる [review] (pinkmoon)[投票(6)]
メッセージ(2016/米)★5 アカデミー音響で受賞したデニ・ヴィルヌーブ監督手がけるSF作品。このジャンルはどうしても時代と共に風化してしまう印象はあるが、本作はそういう影響をある種受けない普遍的な作品となる可能性を含んだ作品だと感じました。 [review] (deenity)[投票(5)]
アリー/スター誕生(2018/米)★4 薄っぺらいストーリーがとんでもなく出来の良いライブシーンで説得力を持ってしまう奇跡。 [review] (月魚)[投票(3)]
アリー/スター誕生(2018/米)★3 怒りと悲しみが鬱積したような重低音が腹に響くジャクソンのライブシーンが印象的。アリー(レディ・ガガ)は“ガガ的”虚飾をまとわされ始めると急激に魅力を失う。これが個性的なようで実は型式的なショウビズを皮肉るB・クーパーの実演証明だとしたら大した企み。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
アリー/スター誕生(2018/米)★3 ライブシーンはさすがの出来。それと比較するとストーリーが添え物になってしまっていて、映画としてのドライブがかかりきらないのが残念。 [review] (Master)[投票(4)]
アリー/スター誕生(2018/米)★4 人の踏み台になる宿命をいかにしてリラックスして受け入れるか。その踏み台の象徴を担うのが運転手のオッサンらであるが、初めて踏み台となったクーパーの悲愴な反応が実は誰もリラックスなどしていなかった結論を引き出して庶民賛歌となる。 (disjunctive)[投票(3)]
アリー/スター誕生(2018/米)★5 傑作。タイトルインの際のレディー・ガガのハミングは「虹の彼方に」じゃないか!しかも、ガガの声は、まるでジュディ・ガーランドの音源を使っているのかと思ったぐらい似ている。続くドラァグクイーンのバーでの、ガガの最初の曲は「ラ・ヴィ・アン・ローズ」。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
アリー/スター誕生(2018/米)★4 リムジン運転手の詰所と化したレディー・ガガ宅で親父連がJRAを視聴しているなど、徒らな細部の面白さに対する感度が嬉しい(「ジャクソンメイン州」なる馬が出走している。馬名に漢字が用いられているのは調査不足か、虚構性の表明か)。楽曲は取り立てて好むところでもないが、音の鳴りは最高級だ。 [review] (3819695)[投票(6)]
チェンジリング(2008/米)★5 見るたびごとに感動が増す。トム・スターンの最高作であるのみならず、少なくとも二十一世紀最大の傑作。一点の迷いもない演出が複雑怪奇な物語を持った映画に澄み切った相貌を与えている。ヘンリー・バムステッドの不在を乗り越えて切り拓かれた映画の新地平。これこそが「映画」だ。「映画」とは『チェンジリング』だ。 [review] (3819695)[投票(14)]
チェンジリング(2008/米)★5 正直に言っておくと、この映画は決して気軽に楽しめる作品ではない。しかし、この傑作がより多くの人たちに観られることを、私はイーストウッドのファンという垣根を越えて一映画ファンとして強く望んで止まない。 [review] (ナム太郎)[投票(17)]
チェンジリング(2008/米)★5 シングルマザーでなおかつ電信電話という先端企業の女性主任であるアンジェリーナ・ジョリーは、その先進性ゆえに事件の矢面に立たされているかのように見える(雑談を追記しました)。 [review] (shiono)[投票(24)]