原作を読んでいないから良く分からないが、皆さんのレビューを読んでみると原作には個々のドラマがあって、それがあっさりと無になってしまうはかなさがあったように感じる。　映画化されたこの映画には、時間の指定もあり、個々人のドラマを生かしきれていない面がある。　そのためただどうすれば生き残れるかを、個々人が考える映画に成り下がってしまった。　そういった意味でＲ指定の意味も良く分かる。　これが若者に生きることのすばらしさや友情の大切さを訴えることが出来るのならば、Ｒ指定はかからないが、この段階ではただの殺人ゲームとして模倣犯を増やしたくないという意味だけではないだろうか。　その点、原作にはＲ指定がかからないところがすばらしい。　もしかしてかかってるのかな？？