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[コメント] 眼下の敵(1955/独=米)

Uボート』以前にも、こんなに素晴らしい潜水艦映画が上映されていたとは・・・。映画って奥が深い。
さいた

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







Uボート』は大勢の人が認める最高の潜水艦映画でしょう。僕もそう思います。「Uボート」こそ戦争を真っ向から描いた作品だと・・・。

でも先人が創った「眼下の敵」も素晴らしい!「Uボート」が戦争の虚しさ恐ろしさを真っ向から描いた作品だとすれば、「眼下の敵」はアメリカ人とドイツ人を公平に描く事により、お互いの人間性を理解し合える様に創られている。そう、独米の戦士が同等なのだ!素晴らしいではないか!

戦争そのものは悲惨で虚しいものだが、戦士はお互いに祖国の為に戦っている。戦争の無い世の中だったら共に認め合いながら生きていけるのだ。このように平和を願う作品も前向きで良いのではないだろうか。流石に演出面は今観ると色あせて僕の感情を揺るがす事はなかったが、先人に敬意を表す意味も含めて今回は高い点数を付けさせてもらった。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)ジョー・チップ こしょく[*] かっきー[*]

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