[コメント] スーパーマン ＩＩ 冒険編(1981/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
スーパーマン役のクリストファー・リーブは、前作で一躍人気若手ナンバーワンの役者にのし上がった。当然そのスーパーマン人気に便乗したかのように、色々な映画会社から出演依頼のオファーが来た。しかし彼はスーパーマンのイメージが崩れると出演依頼を断ったそうだ。今では、クリストファー・リーブはスーパーマンのイメージそのもの！と言っても過言ではない。彼はこのシリーズでアメリカのヒーローになったのだ。しかしそのクリストファーも、とあるイベントで落馬と言う不慮な事故に遭い、悲しいかな半身不随の身体になってしまった。現在は車椅子での生活を強いられている。その状況下で彼は自分の苦をもろともせずに福祉の為に身を注いでいると言う。
頑張れ！クリストファー！僕は君の銀幕の勇姿は一生忘れないよ！
さて、そろそろスーパーマン�兇力辰鬚靴泙靴腓Α�世界で極悪三人組が暴れている時に、スーパーマンがなかなか登場しないので見ている側はイライラがつのります。そのイライラがスーパーマンが登場する時にはピークに達しています。だからスーパーマンが極悪三人組相手に活躍する場面で、観客もスーパーマンと一緒に大爆発してしまうのです。愉快痛快とはこの事を言うのでしょう。レストランでスーパーマンが人間になった時に暴れん坊の男に殴られたシークエンスも同様。最後にその男をノックアウトするシーンは胸がすく思いになります。
極悪三人組の退治、レストランの暴れん坊に仕返し、そして最後にロイス（マーゴット・キダー）の記憶を消して物語は終焉を迎えるのですが、徐々に広げた風呂敷を畳んでいく様は心地良い構成だと思います。
(評価：)
投票
| このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。