一方のペネロペも出番は少ないものの、しっかり前作までの甘いお嬢様路線を変更して臨んだだけあって、好演技してた。

特に、女囚となったこの二人、「ノーメイク・ノーヘアメイク」でも美しいものは美しいことを再認識。女優魂だな。

ホラーとして怖かったか、というと、正直それほどでも。。。

ただ、美形のキャラが被害者（加害者？）という時点で怖さは薄れる。画面に食い入るように集中して観られるから。。。

ジャパニーズホラーの「驚かせときゃいんじゃない？　ここでバーン、みたいな・・・」風の脈絡も原因も不可解なまま続編作りに勤しむんじゃなくて、ちゃんと作品として一応のオチが用意されてる辺りは結構評価したい。

個人的に観た後でモヤモヤするの、嫌なのでね。

腑に落ちない点は、殺人犯の二人の元女囚が一年で服役を済ませ出所して来る下り。

さらにシャワーシーンでの異常なまでのハル・ベリーバストアップ専用カメラ移動。

そもそも、ハル・ベリー演じるミランダの旦那が、なぜ「神」なのか。

なぜミランダと結婚できたのか。

某宗教法人教祖を思わせる風貌と言い、物言いと言い、何だか理解に苦しむ。。。男として唸りたいところだ。

総じてまぁ、好きなタイプの映画ではある。。。

ホラーというよりはサイコサスペンスかな。。。

最後にハル・ベリーさん、そろそろハイヒール履いた時の歩き方、ウォーキングトレーニングしようね。がにまたチックなその歩き方じゃせっかくの美脚も台無しだよ。