[コメント] 海猫(2004/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
「お父さん可哀相・・・」
幼い頃の美輝のセリフが胸に痛い。
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女としての薫。
同情の余地は全くない。 自分から望んだ結婚。嫁・姑の確執が最初からあったわけでもなく、夫婦仲が最初から悪かったわけでもない。亭主の浮気が原因とも思えず、極端に言えば「船酔いが激しいから今の生活が嫌になった」から義弟に走った・・・としか思えない(笑)。
母としての薫。
子供を遺してダイブするなんて全くもって理解不能。普段口数が少ない女が<1人でヒロインぶって葛藤して混乱してヒステリーを起こしたようにしか見えない。
その他
ロシア人とのハーフ、という設定が活かされてるとは思えない。とても人目を避けて生きているようにも見えないし、薫の人格形成に影響を与えた節もエピソードがなく見当たらない。
姉に偏執的に接する実弟も何だか気持ち悪い。薫と父親が違うのか? 薫の父親と母親のエピソードすら皆無なためここでも消化不良。
成人した美輝達は母のそんな話を祖母から聞かされて、どうすればいいのか。嫌悪感を抱かずに居られるものかどうか。。。
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ちなみに常盤貴子の『赤い月』に続き、本年度2作目のガッカリ映画。ガッカリ理由も本作とまったく同じ。懲りない自分に全くのトホホ。。。何を期待して観に行ってんだか。。。すいません(笑)。
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