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[コメント] 恋する日曜日 私。恋した(2007/日)

潔癖な17歳の不倫真っ向否定論。「時間を無駄にしてほしくないんだよ」余命短い彼女が言うと説得力がある。ハンディ長回しの手ブレが気になりこの点数。
IN4MATION

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ラスト、帰りのバスの車内で。

なぎさは猫が死ぬ前に飼い主の前から姿を消すのは愛しているから、さよならを言わなければその人の胸の中のどこかで生き続けられるからだと聡に語る。

見ているこちら側としては、なぎさは自分を飼い主の元から去る猫に例えているんだなぁ、と思っている。

そこに聡、「今の俺じゃ猫にもなれないよ」

はぁ? 何言ってんの、この人? と言うか、何言わせてんの、この脚本書いた人。話がズレズレじゃん。

路線バスの中で他に乗客がいないことをいいことに、なぎさが小さい頃なりたかったバスガイドの真似をしつつ昔を回想するシーン。

「左手に見えますのは〜」 はいっ、失〜格。

バスガイドの左手側は乗客にとっての右手側。左右が逆になることが職業病だとバスガイドをしてた元カノに聞いたことがある。

そして、ラスト。

バスを降りるなぎさ。降りない聡。おいおい、聡、お前そのバスでどこまで行く?

って言うか軽トラどうした? 送ってやれよ。そうするとバスガイド設定が死んじゃうからか。

そして車道に降り立ちバスを見送るなぎさ。

車道!

しかも結構な長時間。

危ない危ないw

まぁ、波の音とか風鈴の音とか車の走り去る音とか、絵里子の廃品回収のテープの声とか、音の面ではいろいろと自然なノイズも含めてよかったと思う。

ただ、ハンディがブレブレで、横になったなぎさの顔を見てると酔う勢いだったのでこの点数です。

17歳は合法JKではないので手を出しちゃいかんが、豊満な絵里子と華奢ななぎさ、両方を抱けるチャンスを自ら逃した聡に残念賞をあげたい。

(評価:★4)

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