薩長がこの時代にも幅を利かせ過ぎてていたことが全ての原因。

敵は内にいた。

どんなに優秀な参謀がいても作戦があっても、国内から出たこともない上層部が無知で、駒が言うことを聞いてくれなきゃ誰が指揮しても勝てない。

中原丈雄に罪はないが、南雲忠一を張り倒したくなる。

戦いたくないのに戦わされる。

戦うのならせめて犠牲者が少なく最大の戦果を挙げられる作戦で。

しかし、それすら上(軍司令部)から下(南雲忠一)から横(陸軍・マスコミ)から邪魔が入る。

銀河英雄伝説のヤン・ウェンリーもこんな気分で戦争してたのかな、とふと思う。

やるせない。

本当にやるせない。

役所広司が正義を演じる時の安定感・安心感は一体どこから醸し出されるんだろう。

凄い役者だ。

しかも、水饅頭も西瓜も普通の夕餉も鰯も干し柿も干し芋も汁粉も茶漬けも旨そうに食う。漬物を食う順番までご教授いただいた。

即席ラーメンも然り（←某ＣＭ）。