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[コメント] るろうに剣心 伝説の最期編(2014/日)

福山の出番を増やすためだけの奥義習得までの時間、残りの十本刀はどこ行った?的な印象が薄い船上でのチャンバラ、ラストの多数対1の構図は見ていて残念さすら感じる展開。いっそ師匠(福山)が志々雄真実(藤原)をやっつければいいんじゃね?w つか、覚えたての「生きようとする力」を他人に説く剣心のウケウリには笑わせてもらった。
IN4MATION

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この『るろうに剣心』シリーズ、正直感情移入先に困る作品ではある。特に本作は。

志々雄真実の国盗り計画は杜撰さにも程がある。

本当に国を獲る気があるなら、大砲ガンガン打ち込んでりゃいいものを……。

つか、せっかく招集した十本刀はどこに行った?ってくらいに印象が薄い。

よくよく観てないと一瞬人数が足りないのかと思う。

ラストの多数対志々雄真実の構図は見ていて残念な限り。

屋内という狭さ、一人の悪に多数で向かうという虐め的な立ち位置の逆転、蒼紫がやってくるタイミングのおかしさ(志々雄に「誰だ、お前?」と言われるところでは笑いが止まらなかった たぶんみんながそう思う、流れ的に)、とにかくつまらなくなった要素を挙げたらキリがない。

剣技や格闘スタイルが全然違う剣心と比古清十郎は本当に師弟関係なのか?(飛古の飛び二段蹴り「ぅあちゃっ!」はもうブルース・リーだろっ?)w

剣心と同じ抜刀術(被験御剣流とは言ってない)を使う宗次郎(神木)は誰に剣術を習ったのか?

つか、薫(武井)は毎回毎回足を引っ張るなぁ。こんなヒロインは戦地に赴いちゃ駄目。

明らかに『京都大火編』よりボリュームダウンした感が否めない。

脚本がおかしいのか、比古清十郎(福山)にウエイトを置きすぎたのか。

前作が良かっただけに腑に落ちない。

ラストの一斉敬礼でみんな納得できるのか?w

鋼鉄艦にまだ仲間が大勢いるのに大砲打ち込まれてるんだぞ?

しらけるわ。

(評価:★2)

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