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[コメント] ボクの妻と結婚してください(2016/日)

ちょっと前の韓国映画のような、ちょっと意外なタイトル通りの展開(いい意味で)。ベタベタの物語だが、そこにはしっかりとした夫婦・家族の愛が描かれている。夫から家族に対する愛も、家族の修治に対する愛も。病モノのありがちな暗さを徹底的に減らし、コメディ要素を多くした構成は評価。織田裕二のモノローグもいい。
IN4MATION

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妻・彩子(吉田羊)が修治(織田裕二)が倒れてから語りかける未来の計画。 4月、陽一郎の運動会。お弁当を持って応援に行きましょう。 5月、G.Wには旅行に行って写真をいっぱい撮りましょう。 6月、梅雨には家族でテレビを観ましょう。 7月、花火を見に行きましょう......。

そのモノローグでまずひと泣き。

そして挙式の予行演習(の体)で修治が伊東正蔵(原田泰造)に妻を託す台詞(妻の取り扱い注意事項と良いところを列挙するシーン)でまた号泣。

病モノのありがちな暗さを徹底的に減らし、コメディ要素を多くした構成は評価。

本当に大好きな人と結婚できたのに、先立たなければならない男の悲哀を見事に描写した作品だと思いました。

(評価:★5)

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