[コメント] 少年は残酷な弓を射る(2011/英)
時系列を無視した不親切な流れの中での描写。前半の幼少期のケヴィンにはイライラさせられっぱなし。そしてコミュニケーションが取れるほどケヴィンが成長した頃には、そのイライラの矛先は母親であるのエヴァの行動に向かう。子供嫌いの人が観たら出産することを益々嫌になる映画。安易に生中出しを許すなという教訓めいた作品w
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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最期まで意思の疎通が図れない母子。
トマトパーティーに参加してラリッた彼女は流れの中で避妊をせずに性交し妊娠してしまう。
それにより失われた自分の自由。
ケヴィンが生まれたのちも自分に懐いてくれないことにイライラを覚える。
第二子のセリエ誕生。
父の愛も母の愛もセリエに注がれる中、ケヴィンの幼児退行は進む。
ハムスターの行方不明、セリエの失明、離婚、そして事件は起こる。
家も財産も手離し、仕事は寂れた旅行代理店での事務作業。
近所からは事件を起こしたケヴィンの母親という目で見られ、家や車にペンキをぶちまけられるほど嫌われている。
少年院にいる息子に度々に面会に行く。
この単純な流れを敢えて時系列を無視して構成する意図がわからない。
最期までケヴィンの本意もわからないまま。
大方察することはできるが、きちんと描いてほしかった。
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