[コメント] ひらいて(2021/日)
ここのところ綿矢りさ原作の映画が自分の中では当たり続きだったので本作にも期待したが、初期の頃の綿矢作品に見受けられる「やる気やプライドがありすぎる」「自分のやり方に固執する」「些末なことにとらわれて進めなくなる」「自分の間違いを認めたがらない」女子の空回り物語に終始してしまった。大学に進めば世間は広がるよ、愛。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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木村愛(山田杏奈)がもっと圧倒的な美女だったら、「なぜわたしではなく美雪?」が観客にも伝わる。が、山田杏奈は可愛いが圧倒的ではない。
新藤美雪(芋生悠)は地味めな顔だが男に好かれる要素がある。「結婚するならコイツ」タイプ。愛が敵わないのも無理はない。もっとわかりやすく芋女にするか、いっそ真逆に超美人にするかしないと、愛の思いは観客に伝わりにくい。
西村たとえ。ふたりのJKに言い寄られる。ならばいっそ、愛とはセフレ、本命美雪と割り切って高校3年間過ごすけどなぁ、俺なら。
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