[コメント] サイダーハウス・ルール(1999/米)
規則を破ることと道徳を破ることとは別の次元の話だと思う。3回観た。3回分の感想を書く。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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1、禁止されている中絶を賛美するかのような描写に腹が立った。中絶を正当化する理由に近親相姦を持ってくるところがずるい気がした。
2、お前の職業は何だ? 医者だ・・・。自分の生きる道を見つけ、居る場所を見つけた彼は、孤児院に戻る決心をした。孤児院で生まれた子供たちに付けられる適当な名前。氏より育ち、自分が何者かを決めるのは自分自身だということ。生まれてこれただけでも、王子であり王であるくらい喜ばしいことなのだから・・・。おやすみ。
3、当事者以外が作った規則は時として滑稽なほど意味がない場合がある。人は規則を破るだけではなく、道徳をも破っている気がする。それを同レベルで描いている点に疑問を抱く。いや、むしろ、必要なのは規則なんかじゃなくて道徳こそ守るべきもの、ということを描いているのかな?
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