能動的に観賞しなければ描写の一つ一つが腹立たしく感じる。

おそらく、本で読んだほうが楽しく理解できるストーリー（戦争による罪は許しあい、今後二度とこのようなことを繰り返さないようにしよう、というテーマ自体は良かった）。

この映画を見終えた後の一番の感想は、

「この物語を最後まで諦めずに観て内容を理解した自分を誉めたくなる」喜びしかなかった。

この監督とは根本的に馬が合わない。

カンヌの大いなる過ちだろう。

『グランプリだからといってありがたがる権力志向はもうやめにしよう！！！』

そして、僕はこの映画を絶対に人には薦めない。