[コメント] 家族(1970/日)
ストレートな題の物語中には現在の日本が失ったモノが多くある。特に笠智衆演じる祖父の姿は、誰にも「こうありたい」という老境像を見せてくれている。小津映画からの笠智衆の味わいと、木下恵介の「喜びも悲しみも幾歳月」を社会派にした様にも感じられて、松竹の王道を感じさせた。
(タモリ)
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