孤独だったからといって、あんないけ好かない主人公はないだろ。ただ野球がうまいだけでちやほやする子供たち。リンチを加えた上級生はあたりまえだ。そんな息子を叱りもしないバカ父、バカ爺。バカ母は次男の健康に関わるといって叱っているのみで、父親共々長男をほったらかしにしていた屈託はまるで無し。もっとちゃんと長男を教育しろよ。主人公の長髪問題やリンチ上級生が投げつけた問題、キャッチャー少年の塾問題、塩見三省が怒っていた問題、全てにフタをして都合よく進める脚本。原作は未読だが、だいたい「バッテリー」という題名と内容が違うだろ。