[コメント] 柳生一族の陰謀(1978/日)
無理を通せば道理が引っ込む!
小さなお子さんに見せてはいけません。その理由は
・誤った歴史をおぼえてしまう可能性があります。
・成田三樹夫さんの一挙一動、いや姿そのものがトラウマになる可能性があります。もしくは2度とN●Kの「おじゃる丸」を見なくなるようになるかもしれません。
・松方弘樹さんを見るたびに泣く子供に育つ可能性もあります。
しかし子供が大きくなって、オッパイの一つや二つでは動揺しなくなったようでしたら是非見せてあげましょう。きっと
「日本映画はツマラナイ」
という偏見を覆すのにお役に立てると思います。
インチキ時代劇などと呼ぶ人もいるかもしれないが、俺は決してそうは思わない。中途半端にやるならいっそここまで娯楽に徹してくれた方がすっきりするではないか。何故『バトル・ロワイヤル』で同じことが出来なかったのだ?深作欣二よ。
それにしても、この作品が生まれた背景には角川映画の台頭が少なからず影響していると思います。この作品の2年前に『犬神家の一族』が公開され、金田一作品のシリーズ化として東宝が「獄門島」「悪魔の手毬唄」などを公開する中、東映としても何とかオールスターキャストの大型娯楽作品を世に出したかったのではないでしょうか。結果としてはこんな面白い作品が出来たのだから大成功だったと言えるでしょうね。
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