いまいちだよ〜。犯人像があまりにもしっかりしていないから、途中くらいで読めた。 この感覚……そう！土曜日の午後お母さんと見る山村美砂のドラマみたいだ。

犯人を分からせない為に、犯人にクローズアップしないと言うのは演出としてどうかと思う。それが映画全体にスモッグかけたみたいになってしまい、結局「何が彼を犯罪に走らせたの？」部分に説得力がなく、「へー」という感想で終わってしまった。 もっと、犯人になりうる者の善良ぶりを見せるとか、演出の方法はあったはず。

時間経過を思わせるショット、(専門用語は分からない)モーガン・フリーマンの重ね撮りは、最初は効果的だけど、何度も繰り返されると飽き飽きしてしまう。それしか芸がないのか！

この時のアシュレイ・ジャッドは、熱が入りすぎて恐い。あまりに迫力があるので、ヒロインとしての魅力に欠けている様に思うう。

全半走り過ぎたせいで、後半の時間繋ぎのためのエピソードが苦しい。

モーガン・フリーマンにはもっと切れ者になって欲しかっただけ残念で仕方がない。